従来、長い間、日本の自殺率は先進国の中で一番、高いものでした。 自殺率の低い諸国家としては、おおむねキリスト教世界でした。キリスト教政界の諸国家である欧米、南米、また、キリスト教を奉じる小国が、限られた仕方であっても、自分たちが信じるキリスト教の神や聖書から益を得てきたと言えると思います。
今回の記事では、一般的な日本人の宗教である仏教と神道が歴史的に日本人を助けてこなかったことを説明します。また、うつ病罹患率や自殺率の高い日本人に、わたしたちの目には見えませんが、わたしたちを気遣ってくださり、わたしたちの抱える問題を解決する方法をご存知のエホバ神に頼ることをお勧めしたいと思います。
(1)日本古来の神道も日本に伝来した仏教も日本人を自殺から救い出さなかった
日本の宗教である神道と仏教は日本人を助けてきませんでした。
自殺・自決・自害した日本の著名人物一覧
上記のリストを見てもありとあらゆる分野の方々が自殺されています。当人からしたらそれぞれ絶望的なさまざまな状況があったんだと思います。ほんとにお気の毒に思います。
しかし、日本人が自殺をしやすい傾向があるのは、明治・大正時代になってからだけではありません。
古くは、日本人は飛鳥時代から自殺を図っています。飛鳥時代に仏教を奨励したことで有名な皇族の聖徳太子の息子山背大兄王 (やましろのおおえのおう)などは、蘇我入鹿(そがのいるか)から襲撃を受け逃げたのですが、妃や妾もろとも一族で自害しました。
ダビデはサウル王から命をつけねらわれましたが、エホバ神に祈ってその助けで窮地を何度も脱して、結局、サウル王が死にました。ダビデは生き残って王になりました。ダビデは、危機一髪の時が何度もありましたが、自殺をしませんでした。その点、ダビデと山背大兄王は対照的です。
その山背大兄王 の一家を自殺に追い込んだのは、蘇我入鹿(そがのいるか)といいます。その入鹿は後に天智天皇になる人によって殺害されます。また、入鹿の父蘇我蝦夷(そがのえみし)自身は、息子がそうしたことを憤っていましたが、息子が死んだのを見た後に、自宅に放火して後、自害しました。 それで、山背大兄王は自害していなければ、ダビデのように自分を殺そうとしていた入鹿の手を逃れることができたでしょう。入鹿が先に死ぬことになり、入鹿の死後も生き延びることができたでしょう。でも、山背大兄王はそのように真の神に頼る信仰は持っていませんでした。それで、神道や仏教が自殺を防ぐものとならなかったことが分かります。
その後も、飛鳥時代に天皇の地位争いで敗れてしまった天皇が20代で自殺しています。その後も、12世紀の初めごろ、日本の密教真言宗の流れを組む最高位の僧侶仁寛が鳥羽天皇の暗殺を図って流刑された後、自殺をしています。
キリスト教は基本殺人を禁じており、とりわけ、政治のトップに反抗して殺害することは勧めていません。(ペテロ第一4:15。箴言24:21)ですから、仏教徒の仁寛がしたことは、聖書に反していました。仏教の教えにも、殺人や自殺が良くないとする教えが徹底されていなかったのではないかと思います。
奈良時代と平安時代には、各地で仏教のお寺が建立され、仏教が勢力を伸ばしました。その後、平安時代の末期になると、朝廷の間で皇位継承問題で、勢力争いが起きました。朝廷は、それぞれ貴族の藤原氏や平氏や源氏などの武士を味方につけました。
そのため、一時は平氏と源氏が争いあい、そのうち平家が台頭していきました。そして、平家は平清盛の時に娘を天皇と結婚させ、太政大臣になって平氏の全盛期になりました。しかし、最後には平氏は没落します。この源氏と平氏の戦いの間に自殺をした平氏一族とその関係者の数は上のリストの中で13人です。
そして、12世紀の終わりごろ、源氏と平氏が壇ノ浦で決戦をしましたが、平氏は同行していた天皇と海に入って9人が自殺をしました。この時、安徳天皇が8歳、武将4人が二十代で自殺しています。ですから、やはり、この時代にも、仏教も神道も、降伏するよりは自害するという考え方をしていたことが分かります。 これは、日本の太平洋大戦中や沖縄戦の間に、敗北した兵士たちや住民が集団自決をしたのと変わらない教えや精神がその時代から受け継がれていたことが分かります。
鎌倉時代にも、室町時代にも、一時は権力を握った足利氏や北条氏が自殺をしています。また、1402年完成の『難太平記』によると、足利家時は25歳の時に、3代後の子孫に天下を取らせよと八幡大菩薩に祈念して自害したとされています。この記録が真実であるのであれば、彼の願いの通りになったので、日本で崇拝される悪霊が彼の願いを聞いたのでしょうか。でも、こうしたことを祈って自殺をすることはエホバ神のご意志に調和していません。
聖書の中に、「サタン自身が自分をいつも光の使いに変様させている」と書かれています。(コリント第二11:14)「サタン」は「光の使い」と自分を見せかけて、ある場合、自分の崇拝者の祈りを聞き届けることがあってもおかしくはありません。いつも、自分の正体を見せていれば、誰も、サタンや悪霊に従うことはないでしょう。
その後、戦国時代にはとりわけ自殺した武将はとても多く上記のリストでは21人です。また、その後、江戸時代でも、切腹した自殺した武士も少なくありませんでした。
このように日本の支配階級が皇族も武士も自殺をしていたことは、一般平民にも自殺を奨励する結果になったのではないかと思われます。確かに、江戸の文学には、町民が自殺をしたり、恋人同士で心中するという話がわりと出てきています。
人間の生活にはさまざまな苦難が伴うものです。その中には、経済問題、自身の健康問題、人間関係の問題、自分自身の失敗などがあります。自分の限られた知恵や力では対処できない問題が多いです。そうしたものに日本古来の神道や仏教は対処する助けにはなりませんでした。
日本で自殺者が多いのは、日本古来の神道や仏教が自殺を非としていないこと、不滅の霊が死後も存続するという教え、教えが愛に基づいていないことも原因にあります。勝利者が、敗北者にすぐに自害をして責任を取ることを求めるという考え方にも問題があったとは思います。
さらに、また、日本人は儒教の教えからも影響を受けています。その教えの中に、勝利か死かという二者選択のみで、降伏して身を低くして生活するということを良しとせず、死ぬまで戦い続ける、あるいは降伏するよりは死ぬのが美しいという教えがあったことにも、問題があったのではないかと思います。
聖書はある場合、勝者に降伏して生き続けることを勧めました。(エレミヤ27:12)西郷隆盛は、儒教を勉強していたと考えられますが、最後に政府に反乱して、戦争で敗北すると見えた時には、自殺をしやてしまいました。 でも、新政府においての彼の貢献度を考えると、洋行から戻ってきた明治政府のメンバーに反抗するのではなく、早く降伏していれば、彼はもっと長く新政府の中で長く活躍する結果になったのではないかと思います。
(2)落ち込んで自殺をしやすい日本人のために役立つもの-目に見えない愛の神の存在に対する信仰
さまざまな苦難のもとで、目に見えない愛の神エホバ神に頼るようにというキリスト教の教えは助けになります。エホバ神は、全能の神なので、知識の限られた私たちが分からない問題の解決策もご存知です。私たちの助けを求める叫びを聞いてくださいます。
詩編には、「祈りを聞かれる方よ,あなたのもとに,すべての肉なる者は来るのです。」とあります。(詩編65:2)ですから、エホバ神は欧米の人だけの神ではなくあらゆる国民の神ですから、日本人はもちろんのことご自分に近づいて祈るすべての人の祈りを聞いてくださいます。 それで、聖書はわたしたちが問題を抱えた時に、その問題についての助けを求めることのできる神がいることを述べています。
神道信者や仏教信者は、死んだ先祖の霊を神として拝むことはありますが、万物を創造してくださった愛の神という概念は普通持っていません。しかし、わたしたちは人体を焼却すると灰になってしまうことを知っています。不滅の霊の体は何も残りません。聖書はわたしたちの体また存在は「肉」と「血」でなっていて、「朽ちるもの」であると述べています。(コリント第一15:50)
聖書は、わたしたちの体は、この物質の脳や皮膚や血管や臓器だけであると述べています。わたしたちが生きている時、生命力が働いていますが、生命力は力であつて死ぬと消失してしまいます。
実は、エホバ神はアダムとエバを創造された時に、ご自分が彼らの体を維持することによって永遠に生き続けることを意図されていました。でも、それは彼らがご自分に従順に従うことによってのみ可能になることでした。アダムとエバは神に反逆して、罪を犯し、神からいただくはずだった永遠の命をうしなってしまいました。
ですから、聖書はわたしたちアダムの子孫が「死すべき人間」で、(詩編90:3;103:15)「死すべき肉体」(コリント第二4:11)を持っていると述べています。ですから、わたしたちは、不滅の霊体を持ってはいません。
ですから、わたしたちの先祖は、すでに存在しなくなって土の「塵」に戻って無に帰しています。(創世記3:19)そのような死んだ先祖の神、すなわち先祖の霊は存在しません。ただ、死者の霊のふりをしている悪霊は存在しています。(使徒16:16)
死者の霊のふりをしている悪霊たちは存在している悪霊を神として崇拝しないようにしましょう
(3)創造者が存在されることを理性的に信じられる理由
わたしたちの祈りを聞いて相談にのってくださる愛ある神が存在することを他にどのようにして確信することができるでしょうか。
最近は学校で教えられるのは普通進化論です。進化論は、この世界が神によって創造されたのではなく、物質世界が永遠の昔から存在していて、生物の種類が下等なものから高等なものに変化してきていると教えます。しかし、私たちは、親犬が子犬を産み、親猫が子猫を産むことを知っています。親と子は生物の種類が一緒で、変わることはありません。(マタイ7:16。ヤコブ3:16。創世記1:11,12) 遺伝の法則があるからです。ですから、最初の犬や猫、また最初に人間を創造されて命を与えたのが、創造者なる神です。(詩編36:9)
最初の人間男女アダムとエバを創造されたのがエホバ神
わたしたちはわたしたちを気遣ってくださる愛の神が実在することを確信して祈り続けるべき理由は豊富に存在しています。自然界には人間に対するありとあらゆる神の気遣いが見られるからです。自然界には、わたしたち人間の病気を治したり、健康に暮らすのに役立つ幾千幾万もの食べ物となる植物があります。こうした植物は、わたしたちが罹患する可能性のあるありとあらゆる病気を治すのに助けになります。
エホバ神は人間の創造者なので、人間がかかる可能性のある病気を前もってご存知で、自然界の中に前もって薬となる植物や物質を備えてくださっていました。
それで、エホバ神は、ありとあらゆる可能性を考えて、人間の健康に役立つ植物や物質を前もって備えてくださいました。このことは、エホバ神があらゆる可能性を考えて、前もって対処するという気遣いを示してくださったことを示しています。
たとえば、抗がん作用や消炎作用のあるハーブやスパイスがあることがよく知られています。わたしたちはそれらの食物を利用して、わたしたちの体がアダムから受け継いだ罪により不完全になっても、かなりの程度健康に暮らすように助けられます。
さらには、わたしたちの身体には、病気を治す免疫力が備わっています。ありとあらゆる病気の感染に対処する力が身体にもともと備わっています。そして、人体の免疫力を強めるハーブもあります。
こうしたことは、創造者エホバがわたしたちの身体的精神的な健康や幸福を願っていてくださって、本来は人間が永遠に生きるように人体や自然界を創造してくださった「愛」の神であることを証明しています。(ヨハネ第一4:8)ですから、エホバ神はその愛のゆえにわたしたちを顧みてくださいます。わたいたちは、自分で解決できない状況に直面する時には、全能の愛あるエホバ神に祈って頼りましょう。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
Who We AreWhat We EelieveWhat We Do
2025 by iamachristian.org,Inc All rights reserved.