日ユ同祖論は可能性があるが日本の神道は神のご要求から背教している

日ユ同祖論は有りうるのではないか

　日ユ同祖論をご存知でしょうか?

  この説は、日本人の祖先、どちらかと言うと、天皇の先祖が2700年前にアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族の一つであるという説です。

   この説は伊勢谷武氏の「アマテラスの暗号」という本で、主張されているらしいです。

　神道推進自民党岸田首相が購入された本で、多くの人に読まれているらしいです。

　

　

日ユ同祖論を説明しているアマテラスの暗号

 　昔から、日ユ同祖論はあります。wikiによると、明治時代に日本に来たスコットランド人が提唱し、後にユダヤ人も提唱したらしいです。日本人牧師でも、佐伯好郎（よしろう）氏や小谷部全一郎（おやべ）氏が提唱されています。

　それで、ホーリネス教会やキリストの幕屋や聖公会にもその説を提唱する方々がいます。

　以下のブログの記事を参考にされてください。天皇や皇族が接触した日本人の牧師は何人もおられます。

　天皇皇室の支持者で戦意高揚促進者の賀川 豊彦や女性牧師の植村 環（うえむら たまき)氏は、昭和天皇や皇后に聖書を教えたそうです。

JELAニュースブログ: 【信仰書あれこれ】日本の皇室とキリスト教

　　私は、どこかの時点でこの日ユ同祖論に天皇や皇族が接触したのではないかと思います。

　　私は聖書の歴史の記述は良く知っていますが、日ユ同祖論は有り得るだろうと考えています。

聖書中の真実のイスラエルの歴史の概略

　聖書中のイスラエル人の歴史を簡単にまとめます。イスラエル人はエジプトで奴隷状態にあり、苦しんで神に助けを呼び求めました。

　エホバ神はモーセを遣わして、エジプトのファラオと交渉させ、イスラエル人をエジプトから救い出し、シナイ山で十戒を含むモーセの律法を与えました。

　モーセの律法は、一説によると、西暦前17世紀に神からモーセを通してイスラエル人に与えられました。

　

イスラエル人はエジプト脱出後シナイ山の前でモーセを通しモーセの律法を与えられた

　イスラエル人がエジプトから出て征服する前の約束の地には、アモリ人やカナン人が住んでいました。

　アモリ人たちは、悪霊が背後にいる異教の神々を崇拝し、魔法や魔術や占いなどの心霊術にふけっていました。

　さらに、約束の地のアモリ人たちは、自分たちの子供たちを火の中を通らせて異教の神々の偶像に捧げていました。(申命記12:9~12)

    カナン人は悪霊崇拝と魔術にふけり子供を神々に捧げていた

　エホバ神が昔のイスラエル人に約束の地のアモリ人やカナン人の殺害と土地の征服を許されたのは、彼らが邪悪な慣行にふけっていたからです。

　ところが、イスラエル人は早くもソロモン王の時から、異教の崇拝を始めました。(列王第一11:4~8)

忠実だったソロモン王は異教徒の妻の影響で異教の神々への偶像崇拝を始めた

　その後、ソロモン王の不従順への処罰のためイスラエルは北の十部族イスラエル王国と南の二部族ユダ王国に分裂しました。エホバは処罰のためイスラエルを２国に分裂させました。

北のイスラエル十部族はダビデの王統に反抗しイスラエルは北と南に分裂した

　結局、イスラエル人は、国中で神のご要求を守らなくなりました。北のイスラエルの方は早くから金の子牛をエホバ神として崇拝し、神の律法に違反しました。

  北のイスラエルは南のユダより早く堕落しました。北のイスラエルが真の崇拝から離れたので、南のユダより早くに神から捨てられました。

北のイスラエルは背教して荒野で行った金の子牛崇拝を再び始めて神の怒りを買った

　イスラエル人の腐敗堕落はエホバ神の怒りを引き起こし、北のイスラエル十部族は西暦前8世紀頃、アッシリアに敗北し、サマリアの人々はアッシリアに連れていかれました。

エホバ神は背教した北のイスラエルがアッシリアに攻撃されるようにして処罰した

アッシリア人は北のイスラエル人をアッシリアに連れて行ったー一部のイスラエル人は他の土地に逃げて日本まで来た可能性はあるかもしれない

　そして、一部のイスラエル人は、アッシリアの外の別の土地に流れていったことは推測できます。その一部は、大陸を経て韓国に行ったという説があり、また、その一部が、日本に渡来したという説があります。

　西暦前四世紀までが日本は縄文時代です。その頃、もし、イスラエル人が、日本に渡来していたなら、日本人はそれらの人々を神々とみなして、イスラエル人の持つ宗教を取り入れることは起こり得ると思います。

キリスト教の一派が大陸を経て日本に渡来し日本に影響を与えたのか

　　さらに、wikiによると秦氏が西暦4,5世紀ころ、大陸から渡来して、この時10万（19万ともいわれている・諸説あり）もの人々が日本に帰化したと伝えられているそうです。

　秦氏は非常に有力な一族で、建築の技術に秀でていたそうです.。秦氏は景教（キリスト教のネストリウス派）徒のユダヤ人であるという説もあります。

　

アッシリアから逃れたイスラエル人は背教したユダヤ教を報じていたことを忘れてはならない　

　後に約束の地では、南のユダもヒンノムの子の谷で、周囲のカナン人と同じように子供たちをモレク神に捧げるという忌むべき事を行うようになりました。

 　 ヨシヤ王が、子供の犠牲をモレク神に捧げる習慣に反対し、ヒンノムの子らの谷で、偶像礼拝を行えないようにしました。(列王第二23:10)ユダの中で、子供の犠牲が行われていました。エホバ神が少しも望みも考えもしていない事でした。(エレミヤ19:5)

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ヒンノムの子の谷

昔ヒンノムの子の谷で南のユダヤ人はバアル神に子供を火で焼いて犠牲としてささげた

確かに日本の神道とモーセの律法の要求に類似点が見られる

　　

　清さを大切にする要求はモーセの律法の中にあります。神道には、ユダヤ教の崇拝に似た習慣が幾らかあります。それは、清さを大切にする習慣や幾つかの言葉遣いは、ユダヤ教の影響を残しているのかもしれません。

　ヘブライ語の言葉が日本の昔の歌の中や、皇室の鏡の裏に用いられているそうです。

日ユ同祖論 - Wikipedia

　この詳細は、wiki「日ユ同祖論」で確認してください。

　でも、昔のイスラエル人は、モーセの律法から背教していました。日本人が古代のユダヤ教と接触したとしても、その慣行や習慣の一部が伝わっていたとしても、その教えはエホバの真の崇拝から背教していました。

　日本の祭りで用いられる神輿はモーセの律法下で用いられていた契約の箱なのではないかという学者もいます。それが祇園際の祭りの神輿となったのではないかというわけです。

日本の祇園祭りのみこしは・・・

イスラエル人のモーセの律法下の契約の箱から来ているのか・・・たとえそうでも

　重要な点はたとえ、古代の日本人が大陸から流れてきたイスラエル人から影響を受けたということが事実だとしても、神道の古事記や日本書紀には、基本殺人や淫行を禁ずる教えは一切見られないということです。

　かえって神々は多くの妻をめとっていて一夫多妻制が容認されています。古代の代々の天皇が約30人程の妻を持っていたことは、wikiでも確認できます。

   また、真の創造者以外の神々や偶像を崇拝してはならないという教えや、占いや魔法を忌む一片の概念も神道の古事記や日本書紀の中に見られません。

古事記や日本書紀には創造者なる唯一真の神の概念や道徳的に優れた価値基準は全く見られない

ユダヤ教の真の神の崇拝から背教している

現代のユダヤ教は古代の背教したユダヤ教の習慣を受け継いでいる

　Qアノンによると、現在のユダヤ人が地下で、子供たちを神への犠牲として捧げているそうです。

　これもあり得ます。昔のユダヤ人が異教の偶像の神々を崇拝しており、子供たちをモレク神やバアル神に捧げていたという聖書の話は歴史の事実だからです。

　そして、イスラエル人は昔行っていた慣行を今でも続けているのだろうと思います。

　結局、エホバ神がイスラエル人が、アモリ人やカナン人を殺害するのを許されたのは、彼らの腐敗堕落した慣行のためです。理由があったのです。

　でも、イスラエル人が、周囲の諸国民の影響を受けて同じことを行うようになつたことを聖書は示しています。今日のイスラエル人は、昔のイスラエル人の慣行を続けているらしいです。

　ですから、今日のイスラエル人が、神から裁かれて当然のことをするようになっています。

イスラエル人はイエスを約束のメシアであることを認めなかった

　イエスの到来後、イエスにより剣をとって戦う殺人は禁じられ、一夫多妻は禁じられ、一夫一婦制が回復されました。(マタイ26:52;19:4~6)しかし、イスラエル人はイエスを約束のメシアであると認めませんでした。

　ユダヤ人のベンジャミン・フルフォード氏が、世界各地のユダヤ教のモスクの下には、人間を神への犠牲として捧げる場所があるだろうと言われていました。

　私は、2024年正月に能登半島地震があった頃、フルフォード氏の勧めに従って、ニューヨークで行われたユダヤ教のモスクの地下を警察が捜索する様子と、地下の人骨の壁の通路の動画を見ました。

　今見ようとしてもなかなか見つからないです。下記の動画はその様子をわずかに垣間見せています。ご自分で検索して見てください。

Burial ground in New York: human skeletons found in vaults under Washington Square Park - TomoNews

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