第三のみ使いがラッパを吹くと、「苦よもぎ」と呼ばれるともしびのように燃える大きな星が天から落ち、川の三分の一と水のわき出るところとに落ちます。(啓示8:10)
わたしは、最初この大きな星の実体は、大いなるバビロンではないかと考えました。しかし、星は、啓示の書の中で、国家ではなく、キリスト教の会衆を表わしていることから、次に、大きな星は、ローマカトリック教会ではないかと考えました。ローマカトリック教会は、全世界に12億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派なので、大きな星とみなせると思いました。 (啓示1:16,20;2:1;3:1)
しかし、もう一度、この星の実体を再考します。なぜなら、啓示9章の冒頭の部分を検討して、そこは、北の王が「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を設立することを預言しているものではないかと考えたからです。そこには、天から地に落ちた星が底知れぬ深みの坑を開けるといなごが出て来る事が預言されています。(啓示9:2,3)
そして、啓示8章10節の天から地に落ちる大きな星と啓示9章1節の天から地に落ちた星は、同じ実体である可能性が高いです。ですから、この啓示8章10節の天から落ちる大きな星は、順番から言って、ローマカトリック教会ではありません。ローマカトリック教会とギリシャ正教会も倒れることになっていると思いますが、このタイミングではありません。それで、ここの部分をもう一度、再考します。申し訳ありません。
わたしの解釈は、最初から奇跡的に正確な解釈にたどり着くのではありません。聖書を聖句に基づいて解釈しようと努力しています。さらに、聖書全体は、調和しているはずだという確信に基づいて解釈しています。つまり、聖書の過去の歴史や、預言が預言する将来に関する出来事と調和しているはずであるという確信に基づいて解釈しています。その点で、わたしの思考力を用いています。最初に預言の解釈を試みる場合、取り違えも起こりますので、申し訳ありません。
(1)イスラム教の宗教グループは啓示の書の七つの星に含まれるのではないか
啓示の書そのものの中で、星が何を表わしているかというと、決して大いなるバビロンという国家を表わしてはいません。啓示の書の中で、星はさまざまなキリスト教の会衆の成員を表わしています。(啓示1:20)
啓示の書の中では、「七つの星」という語が五回出てきます。(啓示1:16,20;2:1;3:1)七つの星は、何を表わしているかというと、「七つの会衆の使いたち」を表わしています。(啓示1:20)ですから、一つの星が会衆の複数の成員を表わしています。
ちなみに,「使いたち」が七つの会衆の一部の代表者であることを示唆する記述はないと思います。「七つの会衆の使いたち」は、それぞれの「七つの会衆」の成員全員を表わしていると思います。
「七つの会衆」は、単にアジア地区の諸会衆を表わしているのではなく、とりわけ、「主の日」に全地に存在しているクリスチャン会衆を表わしていると思います。(啓示1:10)七つの会衆は、七つの黄金の燭台で表されていて、栄光を受けられた「人の子のような者」イエスは、その七つの黄金の燭台の真ん中におられます。(啓示1:12,13)
ですから、七つの会衆は、「主の日」に全地で創造者なる神を崇拝し、イエス・キリストに敬意を払うことを主張するすべての宗教グループを表わしているのではないかと思います。それは、エホバ神とイエス・キリストに忠実であるかどうかを問いません。七つの会衆の特徴は、良い点もあれば、ひどく悪い点もあるからです。
わたしは、最初は、七つの会衆の七つの星とは、ローマカトリック教会やギリシャ正教会やその他のプロテスタント教会、また、エホバの証人や統一教会、モルモン教などキリスト教諸宗派を表わしていると考えました。ところで、イスラム教の会衆も、大局的に見れば、七つの会衆の星に含まれるとみなせるのかもしれません。
なぜなら、イスラム教は、創造者なる神アッラーを崇拝しています。さらに、その聖典は、第一にコーラン、すなわちアル・クルアーンですが、神の言葉として聖書も認めています。そして、第一に重要なのは、最後の預言者、ムハンマドなのですが、イエス・キリストも預言者のひとりとして認めています。そして、アル・クルアーンには、聖書の登場人物が数多く登場します。
ただし、イエス・キリストは、神の子ではなく、単なる人間だと考えられています。しかしながら、七つの星によって表される七つの会衆には、イスラム教の会衆も含まれているとみなすのが妥当だと思います。
イエスは、七つの会衆を表わす七つの燭台の真ん中におられますが、イスラム教の会衆も見張っておられることでしょう。(啓示1:12-14)ですから、この大きな星は、イスラム教の北の王とその会衆を表わしていると考えることもできるのではないかと思います。
(2)ともしびのように燃える大きな星
この天から落ちる星は、特徴のある星です。ともしびのように燃える大きな星です。この星が「ともしびのように燃えて」いるとは、ペテロ第一の手紙によると、人々が、「心の中でそれに注意を払って」いることを示しています。(ペテロ第二1:19。啓示8:10)
また、人々はそのともしびの光の中でしばし歓んでいたかもしれません。(ヨハネ5:35)
ところで、北の王は、第一回目の南の王に対する総攻撃に成功する時に、世の人々の注目と称賛の的になっているのではないかと思います。また、ダニエルの預言の中では、北の王が、「自分を高め、自分を大いなるものとしてあらゆる神の上に高める」、また「すべての者に勝って自分を大いなるものとする」ことが預言されています。(ダニエル11:36,37)
LLacertae
Subgiant Star
また、北の王は、「糾弾がなし終えられるまでは必ず成功を収める」ことも預言されています。(ダニエル11:36)ですから、北の王を中心とした会衆を表わす星が、ともしびのように燃えて、人々の注意と関心の的になっていると考えるのは、妥当な事ではないかと思います。
(3)大きな星が天から落ちる
ともしびのように燃える大きな星が天から落ちるとは何を意味するのでしょうか。(啓示8:10)
イザヤ14章には、バビロンの王を表わす大きな星が落ちることが述べられています。(イザヤ14:12)この大きな星が落ちるとは、「諸国の民を無力にさせていた」バビロンが、「地に切り倒される」こと、「シェオルに,坑の最果てに下ろされる」ことを意味しています。 (イザヤ14:12,15)
それで、バビロンという星が天から落ちるとは、バビロンが、ペルシャのキュロスに率いられた軍勢によって「地に切り倒され」て、倒壊と滅びを被ること、命を失ってしまう事を意味していました。それで、ともしびのように燃えている大きな星が天から落ちるとは、人々の注目を集めているひとつの宗教グループが倒壊と滅びを被ること、その成員の多くが命を失ってしまう事を意味しています。
北の王が二度目の南の王に対する攻撃で敗北する時に、北の王の軍勢は多くの人員を失うのではないかと思います。(ダニエル11:29,30)ですから、その時、ともしびのように燃える星が地に落ちるとみなせるのではないかと思います。
啓示8章 の預言は、七つの星のひとつと考えられる大きな星が天から落ちてしまい、倒壊と滅びを経験することを預言しているようです。わたしはこの大きな星の実体は、最初は大いなるバビロンではないかと考えました。しかし、星が啓示の書の中で、キリスト教の会衆を表わしていることから、次にローマカトリック教会を表わしているのではないかと思いました。
しかしながら、現在、啓示8章と9章の預言の順番からして、イスラム教の北の王の率いる会衆を表わしているのではないかと考えるようになりました。わたしが短時間のうちに何度も解釈を変更してしまう結果になって、以前の解釈を読んだ方には、申し訳ありません。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
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