第六のみ使いがラッパを吹いた後に万の二万倍の数の騎兵隊が登場します。(啓示9:16)彼らは、大いなるバビロンを主に攻撃の目標しています。(ダニエル11:40。啓示17:16)
この騎兵隊は主にイスラム教の背景を持っています。なぜなら、二億の騎兵隊は中東出身の北の王の崇拝者だからです。では、聖書は北の王がどのような王になることを預言しているでしょうか。聖書によると、北の王は基本的にあらゆる宗教の上に自分を高めて絶大な世俗的な権威を振るう王になると考えられます。
今回の記事では北の王がどのような王となるかについて聖書の預言を考慮してみたいと思います。
(1)北の王は世俗的でイスラム教を軽視するという預言
聖書は北の王が中東の出身であることを示していますから、北の王も彼によって設立された国際的な軍事組織もイスラム教の影響を受けているとは考えられます。しかし、聖書は、北の王が世俗的な王となることを預言しています。
北の王について、「先祖の神々を無視し、女たちの慕う神をも、そして他のどのような神をも尊ばず、自分を何者にもまさって偉大であると思う」と預言されています。(ダニエル11:37新共同訳)ですから、北の王は自分たちの先祖の神々、すなわち、イスラム教を軽視すると考えられます。それで、北の王はイスラム教の習慣を無視することもある政治家になるでしょう。
北の王はどんな王となりますか
Agencia Brasil
イスラム教の習慣を軽視するような政治指導者になるでしょう
ですから、北の王は従来のイスラム教国の政治指導者にあるタイプのいわゆるイスラム教の宗教指導者と政治指導者を兼ね備えたような政治家ではないでしょう。イスラム圏の新しいタイプの政治指導者となるでしょう。
(2)北の王は背教したキリスト教を攻撃する上で成功する
ダニエル8章には次のような預言があります。「その軍の君に対してまでそれは大いに高ぶり,その方から常供のものが取り去られた。」(ダニエル8:11新世界訳)「天の万軍の長にまで力を伸ばし、日ごとの供え物を廃し、その聖所を倒した。」(ダニエル8:11新共同訳)軍の君から供え物が取り去られることが預言されています。
この新世界訳で「軍の君」と呼ばれているのは、イエス・キリストです。なぜなら、ヨシュア記に、「エホバの軍の君」がヨシュアの前に現れています。(ヨシュア5:14新世界訳)人間は神が見たことがないのですから、「エホバの軍の君」とは神ご自身ではありません。
さらに、コリント第一11章には、イスラエル人が、「みな雲の下にあり,みな海の中を通り,みな雲と海とによってモーセへのバプテスマを受けました。そして,みな同じ霊的な食物を食べ,みな同じ霊的な飲み物を飲みました。彼らはいつも,自分たちに付いて来た霊的な岩塊から飲んだのです。その岩塊はキリストを表わしていました。」と述べられています。(コリント第一10:1-4新世界訳) ですから、荒野を導かれたイスラエル人は、いつも「キリスト」につきそわれていたことが分かります。ですから、イスラエルの軍の君とは、イエス・キリストです。
それで、北の王は、イエス・キリストの常供のものを取り去ることが予告されています。これは背教したキリスト教に起こり得ることです。エホバ神は「違反」のあるキリスト教には、保護を差し控えられるからです。(ダニエル8:12新世界訳)ですから、北の王は背教したキリスト教を攻撃して、神への崇拝と奉仕をやめさせることに成功することが預言されています。
北の王は違反のあるキリスト教への攻撃に成功することが預言されている
firemutualaid
(3)北の王は軍事的に滅びをもたらす点で成功し権力が伸長する
さらに、ダニエル8章に北の王に関する預言があります。NASBの訳によると、“ he will destroy to an extraordinary degree And prosper and perform his will; He will destroy mighty men and the holy people.”となっています。(ダニエル8:24NASB) その部分は、新世界訳では、「彼は驚くような仕方で滅びをもたらし,必ず成功を収めて,効果的に事を行なう。また彼は力ある者たちをまさに滅びに至らせ,聖なる者たちで成る民をも滅ぼす。」と預言されています。(ダニエル8:24新世界訳)
それで、北の王は、そのイスラム教に対する敬虔さのゆえにイスラム教国で権力を振るうようになるわけではありません。彼はその軍事的な成功のゆえに、人気を博し、成功することになります。また、彼は外部の人々、おそらく小さな国の支援を大いに受けます。(ダニエル11:23)
北の王は軍事的にはなばなしい成功をおさめ強大になっていきます
(4)北の王は世俗的な王で基本的に諸宗教を支配しようとする
さらに、ダニエル11章の預言によると、「その王はまさに自分の意のままに事を行ない,自分を高め,自分を大いなるものとしてあらゆる神の上に高める。」ことが預言されています。(ダニエル11:36)そこは新共同訳では、「あの王はほしいままにふるまい、いよいよ驕り高ぶって、どのような神よりも自分を高い者と考える。」と訳されています。 (ダニエル11:36新共同訳)
ですから、北の王はイスラム教やキリスト教を含めて従来のあらゆる宗教上の権威の上に自分を高め、支配しようとすることになるでしょう。それで、背教したキリスト教に敵対し、その聖職者たちの命を奪うことになります。 例えば、ドイツのヒットラーがしばらくは、キリスト教会を背教させ服従させましたが、同様に北の王はおおむねあらゆる宗教を服従させることになるでしょう。
ヒットラーがキリスト教を背教させ服従させたのと同じようなことが起こるでしょう
しかしながら、一時的には真のキリスト教の預言に敬意を払う時期もあるかもしれません。なぜなら、ダニエル11章には、「要害の神に対しては,自分のその地位からも栄光を帰する。」ことが預言されているからです。(ダニエル11:38新世界訳)新共同訳には、同じ個所が北の王は「砦の神をあがめ 」ると述べられています。(ダニエル11:38新共同訳)
この「要害の神」とは、エホバ神を意味しています。なぜなら、ヨエル書には、「エホバは・・・イスラエルの子らのための要害となる。」ことが預言されているからです。(ヨエル3:16新世界訳)口語訳にも、同じヨエル3章16節が、「主は・・・イスラエルの人々のとりでである」とあります。ですから、神は「とりでの神」とも言えます。 ですから、北の王はエホバ神に敬意を払う部分もあります。
確かに、今までも述べてきた通り、北の王は聖書から離れたキリスト教に注意を向けることが預言されているのです。(ダニエル11:30,32)しかし、聖書の預言が成就していることもあり、その預言は自分の目的に合致していることもあり、北の王は聖書の預言にある程度考慮を払うかもしれません。
しかしながら、最終的には、真のキリスト教、すなわち、山に逃れるキリスト教にも敵対することになります。そして、最後に残った十四万四千人の残りの者を殉教させることになります。
それで、彼がキリスト教に改宗する真意は、真の神に対する敬虔な専心の表れではありません。それは世界の覇権を握るという目的のために、キリスト教の諸国家の支援を得るためだと考えられます。さらに、一時的には、南の王とも手を組み、南の王を欺く点で成功します。
北の王は首尾よくキリスト教諸国家の協力を得るようです
北の王は、「欺き事」の点で成功することが預言されています。北の王について「その洞察力によって欺き事を必ずその手中で成功させる。」と預言されています。(ダニエル8:25)
ですから、彼が軍事組織を作るのは、背教したキリスト教に敵対するのが最終目的ではなく、南の王を倒して、世界の覇権を握るというのが彼の最終目的でしょう。しかし、彼は自らの真の意図の点で首尾よく南の王を欺きます。
こうして、北の王に関する預言を考慮してみると、北の王の本質は、無神論的な考え方ではないかと思います。彼は、現代の進化論的な教育を受けた人かもしれません。将来は、グローバル化の進展によって、イスラム教国でも、そういう人が登場する可能性が高くなるでしょう。
彼はクルアーンに対しても、聖書に対しても、真の敬虔な思いを持ってはいないでしょう。北の王は、まことの神の是認を得ることを願ってはいないでしょう。けれども、聖書の預言が、自分の目的達成に都合がいいので、利用をしようとは考えるかもしれません。さらに、聖書の預言が成就していることもあり、一時的には、聖書の真の預言に配慮を払わざるを得ないでしょう。
北の王は、イスラム教徒に対しても、キリスト教徒に対しても、自分の政治的な権威に服従することを要求することになるでしょう。しかしながら、北の王は、人間が持つ普遍的な宗教的な傾向を自分の目的のために利用しようとするのではないかと思います。それで、やはり、北の王の配下にある二億の騎兵隊は、聖書と調和しないイスラム教、あるいは背教したキリスト教を吹きこまれることになるのではないかと思います。 私たちは聖書がそのような政治指導者が登場することを預言していることをわきまえて、北の王の崇拝に巻き込まれないように心の準備をしましょう。
北の王の崇拝に巻き込まれないように心の準備をしましょう
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
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