エゼキエル21章・法的権利を持つ者にターバンと冠を与える

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

エゼキエル21章・法的権利を持つ者にターバンと冠を与える

「主権者なる主エホバはこのように言われた。『ターバンを取り除き、冠を取り外せ。・・・わたしはそれを破滅、破滅、破滅とする。これについてもまた、それは法的権利を持つ者が来るまで、決してだれのものにもならない。わたしはその者にこれを必ず与える。』」(エゼキエル21:26,27)

エゼキエル21章の預言はエホバがメシアに権威を与えて、神の王国を設立してくださるということに対して、希望を与える預言のひとつです。そこには、法的権利を持つ者に、ターバンと冠を与えることを予告する預言があります。

ターバンと冠は何を意味するでしょうか。「王者のターバン」という言葉がイザヤ書にあります。(イザヤ62:3)また、イエスの頭に載せられたいばらの「冠」はイエスが「ユダヤ人の王」であるしるしでした。(マルコ15:17,18)それで、ターバンと冠は王権を表していることが分かります。ターバンと冠が取り除かれたのは、西暦前607年、ユダの最後の王ゼデキヤがバビロンによって王位から取り除かれた時です。(エレミヤ52:1,11。エゼキエル21:25,26)

それ以降、地上の神の王国を支配するダビデの王統の王は途絶えました。しかし、エゼキエル21章は、「法的権利を持つ者」すなわちダビデの王統の王に再び王権が与えられることを預言していました。

このことと調和して、エホバはダビデの子孫に永遠に王権を与えられることをダビデに約束されていました。(サムエル第二 7:16)神は最後には,ダビデの家系のだれかが「定めのない時にまで」支配するようになることを預言されていました。

私たちは、さらに聖書を調べると、イエス・キリストがこの法的な権利を正当に与えられる立場にあることが分かります。西暦前607年、ゼデキヤが王位から退けられて以降、ダビデの王統の王の支配は途絶していました。また、後代になってユダヤを支配したヘロデ王は、エドム人でダビデの子孫ではありませんでした。しかし、イエスは父方の系図でも、母方の系図でも、ダビデの子孫でした。(マタイ1:6,16。ルカ3:23,32)それで、イエスはダビデの王権を永遠に受け継ぐ法的権利を持っておられました。(ルカ1:32,33)

では、イエスはその王権をいつ与えられたでしょうか。イエスは西暦1世紀に地上におられた時には、ダビデの王権を与えられることはありませんでした。イエスは、ご自分が王として臨在され始めると地上で戦争や食糧不足、疫病や地震、迫害などが起こることを予告されました。(マタイ24:3,7,9。ルカ21:10-12)それらの地上での出来事は、天でイエスが王権を与えられたことを証明しました。

また啓示の地上を駆け巡る四頭の馬の預言からも、イエスが「冠」つまり王権を与えられた後、戦争や食糧不足が起こり、大勢の人が死に、世界に不安や苦痛があふれることを予告していました。(啓示6:2-10)また、イエスは、地上の弟子たちに権威をゆだねる前に、イエスご自身がまず王権を得られることを王国のたとえ話の中で示唆されました。(ルカ19:11,12,15,16)

これらの聖書の預言の理解、また至高者がご自分の望む者に支配権を与えることを示すダニエル4章の七つの時の預言から、エホバの証人は、西暦1914年にイエスが天で神の王国の王権を与えられたと理解しています。(ダニエル4:25)私は聖書の預言の解釈のすべての点でエホバの証人の解釈に同意しているわけではありませんが、現時点では、西暦1914年にイエスが天で神の王国の王権を与えられたという理解は正しいのではないかと考えています。

確かに、その年以降、第一次世界大戦や第二次世界大戦などの国際戦争が起き、またエホバの証人により、全世界で神の王国の良いたよりが宣べ伝えられる努力が払われてきました。(マタイ24:3,24)王国の伝道はエホバの証人のトレードマークであり、その伝道は世界中で知られています。それで、王国の良いたよりが全地で宣べ伝えられるというイエスの預言が成就しています。ですから、西暦1914年に、エホバは法的権利を持つ方、イエス・キリストに天で王権を与えられたのではないかと思います。

イエスが西暦1914年に天で王権を与えられたのであれば、イエスが全地の諸国民を裁き、地上に対する全面的な支配権を行使する時がいずれ来るということが分かります。(マタイ24:37-39)しかし、イエスは、その時が来る前に未曾有の大患難が起こることを予告されたと思います。私はその未曾有の大患難は、肉なる者がすべて滅ぼされてしまう危険もある諸国民の国際的な戦争を意味しているのではないかと考えています。(マタイ24:21,22)しかし、啓示の預言によると、その大患難を数え切れないほど大勢の大群衆が生き残ります。(啓示7:9,14)

いずれにしても、「法的権利を持つ者」イエスが天で冠とターバンすなわち王権を授けられたということは、将来イエスによる神の王国が地上を全面的に支配し、地上に楽園を実現する道を開かれる時が来ることを示しています。

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