牧師室より # 3
ラスベガス日本人教会 砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を
今日は箴言19章21節を瞑想しました。
『人の心には多くの計画がある、しかしただ主の、み旨だけが堅く立つ。』(箴言19:21) クリスチャンの誰もが問うことのひとつは、どうすれば神の御心を知ることができるかということです。皆さんもそうですか? その信仰生涯で5万回も祈りが聞かれた経験をしたジョージ・ミューラーは、神の御心を確かめる方法として次の六つの要素を挙げています。
1.あなた自身の意思を神に明け渡す。問題、課題に対して、自分の意思を持たないということです。多くの場合、私たちは問題解決にしろ、自分の進路にしろ、既に自分の考えを持ち、その道が開かれることに固執しやすいものです。そういう状態では神の御声に耳を傾けることなど不可能です。
2.感情にたよらない。人間は感情の生き物ですから、自分がどう感じるかに大きく左右されます。そして、ほぼ反射的にこの感情に対応しようとする傾向があるので、神の御心など聴くゆとりもないのです。
3.神の御言葉(聖書)によって、聖霊の御心を求める。神の御心を最も具体的に明らかにするものは聖書です。聖書は神の霊感によって書かれたものですから、聖霊は御言葉を通して御心を示されます。
4.神の摂理による環境に注意する。環境は、御言葉や聖霊の導きに関連しながら、神の御心を示すことがしばしばあります。
5.祈る。特に密室の祈りにおける瞑想の祈りは、神の語りかけを聞く良い機会です。
6.待つ。祈りと御言葉と黙想によって、自分の能力と知識の及ぶかぎり、慎重な判断を下します。その結果、心に平安が与えられ、その上でさらに祈り、なお平安が持続するなら、その判断に従って行動に移るといいでしょう。
一言: ただ主の御旨だけが堅く立つ。 平安鶴田牧師