新型コロナウイルスのその後
中国政府は2月17日以降、少しずつ経済の再開を優先し、封鎖対象地域を縮小し始めています。その一環として、封鎖対象の人口が4億人から1億5千万人に減りました。要人たちが多く住む首都の北京は外部からの人の流入を止め、ウイルス発祥地の武漢や湖北省は閉鎖をより厳重にして、ウイルスの漏洩を止めようとしています。最上位の北京と、最下位の湖北を閉鎖した上で、残りの中国での封鎖を少しずつ解き、経済活動を再開しようということのようです。
世界的な金融機関の調査によれば、中国経済の需要の合計は前年同期と比べて66%減ということですが、先週まで中国経済の70~80%が止まっていたことからすれば、10%前後が再稼働したことになります。しかし、中国政府は「国有企業の95%が事業を再開した」と発表したものの、ほとんどの中国企業は稼働率が10%以下という状況のようです。
実際、新型ウイルスはまだ不明な部分が多いので、これから感染・発症の再拡大があり得ます。もし、そのために中国経済の再開が頓挫すると、中国共産党と習近平に対する信用問題になりかねません。また経済活動の再開は、中国に対する世界資本家たちからの強い要望でもあることを考えれば、中国政府は無理をして経済再開を試みているのかもしれません。
ところで、ロシア政府が新型コロナウイルスの感染拡大を恐れ、2月20日から、すべての中国人の入国を禁止し始めたとのことです。すべての中国人の入国を完全に禁止したのは世界で初めてです。中国敵視のトランプでさえ、アメリカ人の中国渡航は禁じましたが、中国人の入国は14日間の検疫は必要ですが、禁じてはいません。それに対し、プーチンと習近平は強い絆で結ばれているはずが、なぜこのタイミングで入国禁止なのでしょうか?
プーチンがこのタイミングで中国人の入国を全面禁止したのは、経済の再開を無理にでも試みる中国政府がこれまでの厳しい国内諸都市の封鎖を少しずつ解いていこうとしているからです。そうすれば、封鎖解除とともに中国国内の人の流れが次第に増えていきます。同時に、中国国内の閉鎖で激減していたロシアへの中国人の流入も再び増加します。中国政府が、新型ウイルスの感染問題を完全に解決できたので国内の封鎖を解除するというならば別ですが、実際はそうでなく、これ以上経済の再開を遅らすわけにはいかないという理由で無理に封鎖解除をしているとなれば、プーチンもその選択をせざるを得ないということなのでしょう。
プーチンは賢明にも中国人を入国禁止にしましたが、日本は依然として何もしていません。日本は、中国人を入国禁止にしたら習近平の怒りを買い、制裁の対象にされるのを恐れているのでしょうか。あるいは、日本はすでに国内感染が広がっているので、いまさら中国人の入国を拒否しても意味がないということでしょうか。
しかし、新型ウイルスは感染を重ねるほど発症時の重篤性が下がるので、日本での国内感染の多くはすでにいくつもの感染を重ねてきた高次の感染ウイルスで重篤性が低いと言われています。ところが、中国から新たに入国してくる人々が保有するウイルスの中にはもっと低次で発症時の重篤性が高いものがより多く含まれています。そう考えれば、中国人の入国禁止は直ぐにでも取るべき日本政府の重要な措置ではないでしょうか。ロシアを見ると、それを感じます。
今日の一言:上に立つ者のために祈ろう
鶴田健次
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