箴言2：6の黙想

箴言２：６の黙想

「まことに、主が知恵を与え、知識と理解は御口から出る。」（箴言2：6）

この聖句は、私たちが日々直面する困難や選択において、真の知恵がどこから来るのかを教えています。それは、私たち自身の力や経験ではなく、神から与えられるものです。私たちは、自分の力に頼ることなく、神に知恵を求めて進んでいく必要があります。この知恵こそが、正しい選択をするための道しるべとなるのです。

ヤコブの手紙1章5節でも、「あなたがたのうちに知恵の欠けている人がいるなら、その人は、だれにでも惜しみなくとがめることなく与えてくださる神に願いなさい。そうすれば与えられます」とあります。私たちは、困難の中で正しい判断を要する時、神に知恵を求めることができます。神はその願いに応え、惜しみなく知恵を与えてくださいます。この約束は、私たちが神に信頼し、知恵を求めるなら、神が確かにそれを与えてくださるという安心を与えてくれます。

また、箴言3章5節はこう教えています。「主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな。」  これは、私たちが自分自身の理解や知識に頼るのではなく、神にすべてを委ねるべきであることを示しています。私たちの理解は限られており、誤ることもありますが、神の知恵は完全で正しい道を示してくれます。自分の力に頼ると、誤った方向に進むことがありますが、神にすべてを委ねれば私たちは真実な導きを受けることができるのです。

ですから、私たちの人生のすべての場面において、神の知恵と導きを求めることは非常に重要です。日々の決断や選択において、まず神に祈り求めるなら、神は私たちに知恵を与え、正しい道を示してくださいます。これが、神の御心に従う生活の基盤であり、神の祝福を体験するための唯一の方法です。知恵を求める祈りをもって、神に心を向け、日々の生活を導いていただくなら、私たちは確信を持って前進し、神の豊かな祝福を受けることができるでしょう。

今日の一言：真の知恵と知識は神から来る

鶴田健次

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