中山 信児
日本福音キリスト教会連合 菅生キリスト教会 牧師
「思いがけないところ」とはどこか。それは本書の六つの章のタイトルに表れている。「おぼろげに見いだされる神」「仕事の中に見いだされる神」「社会(Fractured Society)の中に見いだされる神」「ニュースの中に見いだされる神」「ひずみの中に見いだされる神」「教会の中に見いだされる神」がそれである。
最後を除けば、どれも人が神を求めようとするところではないだろう。またその教会にしても「鉄格子の中」つまり刑務所、それも人権など一顧だにされない南米やアフリカの刑務所の教会であったりする。実はこの部分は他のコラムの二~四倍の量になっていて、彼の視線が「中心」にではなく「周辺」に、「上層」にではなく「下層」に向けられているのが分かる。
しかし、彼自身は世界の「中心」アメリカに住む「上層」の人なのだ。彼の読者たちの多くもスラムよりは郊外に住み、刑務所よりは書斎にいて彼の本を読む。彼は自分と見つめる対象とのギャップに悩みながらも、その両方を同時に包んでくださる神のひろさに信頼している。周辺と下層におられる神はヤンシーの神であり、私たちの神でもある。この神のひろやかさの感覚が本書の基調をなしている。
さて、彼は本書の中で(評者にも関係のある)一つの重大な疑問を呈している。「いったい、温かくて人当たりがよく、それでいて細身になることは可能なのだろうか」(六四頁)と。カバーの著者近影を見るとヤンシーはどうやらその域に達しているようである。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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