聖書をより深く理解するために

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

旭基督教会牧師/大阪聖書学院院長 岸本大樹

 

『みことば 聖書翻訳の研究 第5号』

新日本聖書刊行会 編
A5判・56頁
定価880円(税込)
いのちのことば社

 

牧師は説教を準備する上で、取り上げる聖書箇所を正しく釈義し、そこで何が書かれ、何を伝えようとしているのか、その理解を深めなければなりません。神学生時代から語学が苦手だった私は、聖書を釈義するという作業があまりうまくありませんでしたので、とても苦労しています。そのような私が久々に『みことば 聖書翻訳の研究』を手にしました。
第5号には、山中直義先生による「高慢」に関係する聖書ギリシア語とその訳語についての論文、岩本遠億先生による「語り」における【スル】【シタ】【シテイル】【シテイタ】の解釈についての論文、岩本先生の論文を踏まえた上での『聖書 新改訳2017』との関連で述べられた松本曜先生による論文の三つが掲載されています。
当初、難解な論文ばかりだと思い込み、あまり興味が持てなかったのですが、それでも腰を据えて読み進める中で、聖書を正しく釈義し、より深く理解し、適切なことばで語るためにも、日本語の深い理解が必要だということを改めて教えられました。つまり、自らの日本語の理解や使い方を吟味する必要があるということです。たとえば、本書の中で山中先生は次のように述べておられます。

「聖書翻訳の作業において、原文の単語を日本語の単語に置き換えるというのは最も基本的な作業の一つです。ただし、類似した原語の語群を日本語の語群と対応させる作業は、ともすれば場当たり的になる危険があり、決して容易ではありません。原語の単語の意味を正確に理解することと、日本語の訳語の意味を正確に理解することの両方が、より良い翻訳のために不可欠だと言えます。」(二三頁)

聖書翻訳に限らず、聖書釈義においても同様のことは言えると思います。三つの論文の優れた点をご紹介するスペースはありませんが、本書は示唆に富む良書です。

The Cross Pendant

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He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

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