ブック・レビュー 『ロイドジョンズ ローマ書講解 3・20-4・25 贖罪と義認』

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。


櫛田節夫
日本福音キリスト教会連合・神戸聖書教会牧師

卓越した講解説教者による福音の核心の解明

 このたび、信徒・牧師に願ってもない本が出版された。『ロイドジョンズ ローマ書講解 3・20・4・25 贖罪と義認』である。

 著者マーティン・ロイドジョンズ博士の説教の訳書はすでに『山上の説教』(上下)、『試練の中の信仰』『キリスト者の一致』(上下)など十数冊出ている。

 博士の「名を、多年にわたり、ことに世に高からしめていたのは、説教において一節一節を詳細に論ずるその講解方法であった」(一九七〇年刊の原著紹介文より)。

 一九五五年十月から一九六八年三月まで、ほとんど毎週金曜日の夜に行われたローマ書の講解説教は「二十世紀中葉における福音主義的キリスト教の最高水準を示す記念碑的な偉業として歴史にとどまるであろう」(同紹介文より)と言われる。殊に今回出版されたローマ書講解は福音の核心である。

 博士は本書で十七回講解説教をしておられる。殊に三章二五、二六節は「多くの意味において、聖書全体のいかなる部分、いかなる箇所にもまして重要なのは、この二つの節」である。この二つの節からなされた三回の講解説教、「なだめの供え物」「イエス・キリストの血」「身の証を立てる神」は、まさに本書の圧巻である。似て非なる解釈を丹念に退け、聖書全体から正しい釈義・解釈を導き出しておられる。

 深い祈りと御霊の働きの中で、博士の天与の洞察力・論理・バランス感覚・重厚さ・説得力・迫力が遺憾なく発揮されている。読むほどに福音の真理による確信と恵みがあふれてくる。殊に「なだめの供え物」と「罪の償い」の決定的な違い、及び「キリストの血」と「確立された律法」の解明も比類がないほど鮮やかである。


 訳者の渡部謙一氏は、博士の『ロイドジョンズ 一日一言』同様、博士の信仰の論理と議論の筋道を正確な読みやすい迫力あることばで訳出するのに成功しておられる。今後の活躍を期待したい。

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