ブック・レビュー 『聖書の品格』50のことばであなたを磨くあなたを生かす

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。


後藤敏夫
日本福音キリスト教会連合・キリスト教朝顔教会牧師

心の目線と息づかいがとてもいい
クリスチャンでない方への格好の贈り物

 世間では“品格本”が大流行です。本書の編者は、「はじめに」にその理由を「日常生活での常識がほころび始めたニッポンで、まず国や個人の品格を練り直したいと思う方が多いのかもしれません」と記します。そして、「品格が単なる“上品なスタイル”のマネではなく、人の内側からにじみ出るものとなる」ためには、それは「信頼に足る土台の上に立つ」ことによって培われるものだと、読者を聖書のみことばに案内します。ですから、言うまでもなく、書名の『聖書の品格』は、聖書が語る品格のことです。

 本章は「あなたを磨く50のことば」「聖書のことばで磨かれた人たち」「もっと知りたくなったら~聖書のメッセージ」の三つの部分に分けられています。ただ興味深い人物紹介や、聖書そのものへの道案内は巻末の“おまけ”のようなもので、副題が示すように、「困難」「人付き合い」「怒り」など、九つの具体的な生活の場や機会を想定して旧新約聖書から選ばれたみことばとその解説が本文のほぼ全体を占めています。

 手のひらに軽く納まるさわやかな青空の装丁の本書を開くと、まず見開き右頁に十分な余白に少し大きめの活字で配された聖書のみことばが目に入ります。左頁はその簡潔な解説です。そこが“お説教”や単なる“説明”ではなく、みことばをめぐるフツーの読者との“語らい”になっている、その心の目線と息づかいがとてもいいと思います。

 ちなみに、「品格」を英語で「ディグニティ」(dignity)と訳すことを、本書の表紙 で初めて知りました。「価値ある」という意味のラテン語に由来するらしいので、やはり「品格」とは、自分にも他者にも価値ある尊厳を見つめる心のまなざしではないでしょうか。

 本書は、そこに記された一言のみことばによっても、聖書そのものへの小径としても、クリスチャンではない方々への実に格好の贈り物です。ただ、自分でもよく読んで、自らを顧みて少し恥ずかしそうに手渡されることをお勧めします。

The Cross Pendant

He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

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