大橋由享
友愛グループ イエス・キリスト ファミリー教会牧師
前回に続きDVD「永遠のふるさと ~唱歌・童話から賛美歌へ~」をご紹介したい。
日本に近代音楽の礎を築いたのは、米国の音楽教育における第一人者であり、熱心なクリスチャンでもあるルーサー・ホワイティング・メーソン。彼の働きと唱歌・賛美歌の共通点、そこに秘められた謎については、前回ご紹介したように第一章「お雇い外国人と唱歌誕生の謎」で取り上げられている。以来、メーソンが日本という土壌に蒔いた種は実を結び、すぐれた唱歌、童謡を作る日本人が次々と登場した。第二章「十字作のもとに童謡を……」では、それらの中でも、特に、クリスチャン作家を取り上げている。
たとえば「赤とんぼ」を作曲した山田耕作。作詞を担当した三木露風。「椰子の実」を作詞した島崎藤村。教科書でもおなじみの彼らは、若くして受洗した信仰者である。
そして、第三章「永遠のふるさと」では、ひとりの作曲家にスポットライトを当てている。その名は、岡野貞一。
貞一は鳥取に生まれ、14歳で洗礼を受けた。19歳で上京し、東京音楽学校に入学。29歳で文部省小学唱歌編纂委員に抜擢され、数々の唱歌を作曲した。
東京音楽学校の卒業生が次々に海外に羽ばたいていく中、貞一は海外はおろか東京を離れることもなかったという。教会のオルガニストとして礼拝でオルガンを弾くことに、海外に行くこと以上の価値を見出していたのだろうというのが本作品の推測である。事実、岡野貞一は死の直前まで、42年間にわたり、本郷中央教会でオルガンを弾き続けたのだ。
不勉強な私は、彼のことを知らなかった。言い訳をするようだが、第二章に登場する綺羅星のごときメンバーと比べると、知名度はいまいちだろう。しかし、彼の生み出した曲のリストを聞いて驚いた。「もみじ」「春の小川」「桃太郎」「朧月夜」など。だれでも知っている名曲ばかりではないか!そして、彼の代表作として忘れてはならないのが、「故郷」である。貞一自身は、19歳で上京してから64歳で天に召されるまで、なんと、一度も故郷である鳥取に帰らなかったという。そんな彼が、どのような思いで「故郷」を作曲したのであろうか?
本DVDでは、最後にこの曲について大胆な解釈をしている。キーワードは、タイトルでもある「永遠のふるさと」。これは、ぜひご覧になって、確かめていただきたい。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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