一月末、神戸市立井吹西小学校で行われた「いのちの教室」を取材した。小学六年生の生徒たちが集まった体育館では、永原さんが受精から赤ちゃんが産まれるまでをパワーポイントを使いながら説明。映像を解説しながら丁寧に進められる授業を、生徒と保護者、先生たちが熱心に聞いていた。
「赤ちゃんは、四つの〝一生懸命”がひとつになって贈られてきたいのちです。まず、赤ちゃんはママのお腹から一生懸命産まれてきます。ママも一生懸命です。限界を超えた力で、いのちがけで産みます。手抜きしては産むことができません。また、家族も一生懸命励まします。そして、助産師やお医者さんたちお産の専門家も一生懸命、二つのいのちを守り、応援します」と語る永原さん。
産まれた直後、ママに抱かれた赤ちゃんとうれしそうなパパの写真を映し、「赤ちゃんは周りの人をニコニコ笑顔にする〝幸せパワー〟を持って産まれてきます」。また、夫婦で一緒にお産にのぞんでいる写真では、「男の人と女の人には役割分担があります。産む女性を支えるのが男性。もし女性が男性のように筋肉いっぱいの体だったら、赤ちゃんはお腹の中で育ちませんし、狭い産道を降りてくることができません。女性はいのちを産む可能性を持ち、男性はいのちを守ったり、支えたりします。男女は平等ですが、産む性と支える性という役割が違うのです。それぞれの特質を生かして、協力し合って暮らすことが幸せな生き方です」
産まれた赤ちゃんを囲んだ家族の写真からは「いのちのバトンタッチ」を紹介。「皆さんは〝親に似てるね”と言われることがありますか。〝似てる”ということは、いのちがバトンタッチがされたという証拠です。いのちのバトンは染色体。人間には四十六本、二十三ペアの染色体があります」と、染色体の説明などもする。
結婚しない人や、子どもを産まない人、産みたくても授からない人についても、「赤ちゃんを産まない人は、いのちのバトンは渡せないのでしょうか。いいえ、生きていることそのものが、いのちのバトンタッチです。今日話したことがそうです。大人になって、このことを覚えていてくれて、また次の子どもたちに伝えてくれたら、バトンを渡すことになります」と語る。
そして「いのちをバトンタッチすることは歴史を作るということです。みなさんはバトンを渡され、“今”という歴史を作っています。このように自分のいのちを感じてみると、いのちは自分だけのものではない、とても大切だなと思えてきます」。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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