砂原 俊幸
いのちのことば社 フォレストブックス編集長
難病にかかった九歳の少年が主人公だ。彼は、毎日のように「かみさまへ」と書いた手紙を出し続ける。それは、その日感じたこと、失敗したこと、誰かに謝らなくてはいけないことなどがつづられた、祈りそのものなのである。
そんな少年をとりまく大人たちは、皆懸命に生きようとしているのだが、簡単には解決しない問題を抱えている。神がいるなら、なぜこの苦しみを放っておくのか、という疑問を心にくすぶらせて……。
けれど少年は、ひたすら神さまへの手紙を書き続ける。その姿は、見える世界だけに軸足を置いているなら、無駄なことであり、かわいそうな少年の気休めにしかすぎない。しかし、その手紙は意外なことに用いられてゆき、少年の心に宿った神の愛が、周囲の人々へと広がっていく。
二〇一〇年に全米公開され、初登場で十位に入る健闘をみせた映画だという。
「神を知っていても、知らず知らずのうちに、目に見える世界の常識や価値観に引きづられていませんか」 少年は、暗黙のうちにそう問いかけてくる。
近所に住む老人は、少年に語る。
「君は神に選ばれた戦士だ」。神が確かにおられ、神に信頼することの大切さを伝える戦士―。不思議なことに、みことばを素直に心に抱いたとき、神の力がその人の内や周囲に対して発揮される。人の意思におかまいなくふるまえる力をお持ちでありながら、神が求めているのは、自由意思で神と交わろうとする者なのである。
八歳の息子を、難病で亡くした父親が原作者だという。「この病気は、……神の栄光のためのもの」。それは決して信仰者の強がりなどではない。すべてを司る主イエスが語った約束なのである。
シンプルに、子どものように、神様に手紙を書いてみるのも、心の中で祈ることとは違った趣があるかもしれない。
「こんにちは かみさま。さいきん こころのへやが がらくたでちらかっています。かたづけるのを たすけてください……」
「かみさまへのてがみ」
個人鑑賞用 3,990円
(49000)
教会・団体レンタル用 10,500円
(49001)
発売・販売元 エプコット
取扱い ライフ・クリエイション
TEL.03-5341-6927
アメリカ/114分/原題:Letters to God/監督:デヴッド・ニクソン/出演:ロビン・ライヴリー、ジェフリー・ジョンソン、タナー・マグアイア
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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