世界の宗教を学ぶ意義 「世界宗教ガイドブック 監訳者から一言」

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

大和昌平氏
日本基督教大学教授

グーグルやインテルが社員の能力向上のために取り入れている「マインドフルネス」は、タイ・スリランカ・ミャンマー等に伝わる上座部仏教における瞑想法の応用です。古代インド仏教の最も古いメディテーションの伝統が、現代世界を牽引するIT企業の社員研修に活用されているのです。日本において仏教は主に葬送儀礼という社会慣習なので、今の世界が本来的な仏教に向けるこの新鮮な興味に違和感を覚えます。しかし、それが現代の世界宗教のトレンドなのです。
『世界宗教ガイドブック』の日本語版の出版に監訳者として関わらせていただいて、自分には見えていなかった世界宗教の趨勢に気付かされました。本書は、欧米のキリスト者の視点から、世界宗教の展開と現状が的確かつコンパクトにまとめられています。見開き2頁で一つのテーマを取り上げ、写真や図版が豊富にあって、どこからでも読むことができるようになっています。人は神に似せて造られているので、絶対的なものにひれ伏したいという宗教的衝動と礼拝行為は、いつの時代・あらゆる場所に見ることができることを実感できます。
現代世界を理解するためにはイスラム教に向き合わざるをえませんが、その基本的な教義や歴史が扱われています。また、現代に共通する動向としてポストモダンや無宗教主義やニューエイジ運動の項目があります。その最後の項目が、グローバリズムへの反動としての原理主義であることも、時宜にかなった目配りだと言えるでしょう。
世界の宗教について知ることは信仰者に必要ないと思われるかもしれませんが、実は自らのキリスト教信仰を再確認し、明確化することにつながるのです。それは、自分自身が聖書に基づいてどのような信仰に生きているのかを、突き放して外から見直す機会になるからだと思います。他者を知ることで、自己を据え直す経験と言えるでしょうか。『世界宗教ガイドブック』を、そのような信仰書としてお奨めします。

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『世界の宗教ガイドブック ―「神」を求めた人類の記録』
ヒュー・ケンプ 著 大和昌平 監訳
128頁 2,200円+税

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