新連載 牧師の趣味 毛針釣り

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

日本バプテスト連盟
山梨バプテスト教会 牧師
佐藤 浩

 

「ルアー作り」の趣味について書いて欲しいと依頼が来た。私は「ルアー作り」をしないが「毛針を巻く」。しかし、趣味としてはそもそも「釣り」だ。

およそ三十年前にワーキングホリデーでニュージーランドに行った時に毛針釣りを始めた。フライフィッシング(以下FF)と言って、鳥獣の羽や毛等を釣り針に巻いて作った毛針を渓流に流す。水中に潜んでいる魚が流れてくる毛針を見つけ、上手く騙されてくれると、毛針を咥えて一気に走り出す。言うなれば魚を騙すために毛針を巻く。

初めの頃は、本を見ていかに魚が好きそうな虫に似せられるか考え一所懸命に巻いていた。しかし何時の頃からか、雑に巻いた毛針でも釣れることに気がつく。実際、そのような毛針に「佐藤スペシャル」などと自分の名を銘打って川に流すと、そこそこ釣れたりする。それで再び「佐藤スペシャル」を巻こうとするが、そもそも適当に巻いた毛針だ。2度と巻けない。それで「佐藤スペシャル2号」が誕生する。

釣りをするとき、或いは毛針を巻いているときは、そのことにだけ集中し、他のことから解放される。被災地支援に赴いていたときも、FFを通して現地の床屋さんと仲良くなり、何度か釣行を共にした。そういう釣行は穏やかな心を取り戻す助けとなった。被災地と住まいの往復時に見る渓相も楽しみだった。被災支援でのそんなある日突然、車の前を熊が横切り、身近に猛獣がいることを知った。

被災地支援の働きを終え山梨の教会に赴任した今、熊対策のために生来の犬恐怖症を克服し、山梨の地犬・甲斐犬を相棒として釣行に行く。また隣の市の牧師ともFFを通して懇意になり、食事会をしたり良き交わりが与えられている。そんな楽しみもコロナ禍の今は、我慢の時。それでもまた主が用意してくれている新しい出会いを楽しみに、再び毛針を巻きはじめようと思う。

牧師プロフィール:横浜生まれ。西南学院大学神学部専攻科卒業。2011 ~ 2013 年まで日本バプテスト連盟遠野ボランティアセンター主事。家族は妻。釣行の相棒は甲斐犬の紫狼(シロー)。

The Cross Pendant

He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

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