日本同盟基督教団・新潟五十嵐キリスト教会 牧師 下川友也
『黙示録の7つの教会への手紙』
柴田敏彦 著
B6判 1,800円+税
いのちのことば社
「主は羽織袴の出で立ち、相手はステテコ姿のラオディキア」(本文二二八頁)。著者あとがきに、小畑進牧師独特の言葉が引用されている。著者の経験の約五年前(一九六七年)に私は、神学校卒業の年、秋に小畑師を新潟に迎え、黙示録の七つの教会をテーマにした説教を聴いた。当時の恩師はまだ三十八歳。しかし、説教は早くも完熟していた印象である。聖書的であることは言うまでもないが、ともかく面白かった。知的に、信仰的に、大きな刺激を受けた。
柴田師も私も時期は違え、同じ神学校、同じ奉仕教会(日本長老教会・杉並教会)で過ごし、黙示録だけでない、聖書の説教について決定的なことを小畑牧師から学んだ。聖書の一節、一節を丹念に読む。その手法、語りかける口調まで、相似してくるものか。今回の黙示録説教を読んでいて、それを強く感じた。
むろん性格は著者の場合、恩師とはよほど違う。丸山忠孝師によれば、彼は物事を最短距離で成し遂げる人と。仕事名人、無駄口をきかない。それでいて気配りは的確。東京基督神学校では、丸山、下川、そのあとの山口と代替わりした三人の校長のもとで教務を担当された。万事控え目であったが、教師間、また学生たちの信頼も厚く、説教演習などの指導はなかなかに手厳しかったが、支持された。
数年前に神学校を退いてのちは、リードオルガン修理に打ち込んでおられる(道楽と自己紹介されるが)。これがなかなか著者らしい。ご夫人の病がなければ、今ごろはトルコに移住して、黙示録の現地研究に携わっておられたはずである。
本書に関してただ一つの注文を言えば、黙示録七つの各教会への手紙であるからに、それぞれにタイトルを付されていたら、と願う。恩師とはまた一味違う、柴田師の言葉の選択を、そのタイトルの表現で見てみたい。
小畑師は、“不撓不屈の教会”“日進月歩の教会”“有名無実の教会”などと、タイトルだけで各教会の姿を描き切っておられたがゆえに。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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