特集 キリスト教書店の魅力~本を買うだけじゃない楽しさ~ 「他者」と出会える場所

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

キリスト教書店 ハレルヤ 店長  嶋津秀成

 

「ネットで本が買えるのに、そもそも書店に行く(書店で本を買う)必要はないではないか」とは、とある人から言われた言葉です。それに対して私はどう反論したか。実をいうと「まあ、そうですね」と言ってしまったと思います。

確かに、書店がそこにある意義というものをあまり深く考えてこなかったというのがその時の実情でしょう。まあ、そうなんです。

とにかく何らかの目的(購入したい本がある等)をもってなにがしかの本屋に入って要件を済ませて店を出る、巷にある本屋とは、そういったものなのでしょうか。いやいや、本屋に限らず、そういった店はあまりないように思います。周囲を気にしながらコソコソと入るような店なら、そういう立ちい振る舞いもしなければならないかもしれませんが。

あるお客さんが、本屋へ行こう、あるいは、道を歩いていてふと目に入った本屋に立ちいろうと思い立つ。そして入店してまず目に入るのが、買う予定にないたくさんの本たちです。私は実は本屋の魅力はそこにあると感じています。お客さんのあまり興味のない本、そういったものが嫌でも目に入ってくる。どういうわけかついつい、そういった目的外の本を、ぶらぶらしながら眺めてしまうのです。そもそもその人は本が好きに違いありませんから。

この、「特に欲しいとは思っていなかった本が目に入る」ことは、顧客の特性を分析し、その人が興味ありそうな商品を次々と薦めてくるAIには、今のところできそうにない芸当だと思います。私もインターネットで買い物くらいはします。商品を決めるとすかさず「アナタハ、コンナモノモ好キデショウ」と言わんばかりに「その系統」の物を薦めてくるAIに対して、「なぜ、きみはそれを薦めてくるのかね?」と問い返したところで、「ダッテ、ソウナンダモン」としか言えないようなネット商店とは違うのです。そこには「私」しかいないのです。

なんでもいいからたくさん欲しい、という方はいたためしがなく、たいていは一、二冊の本を求めておられるのです。「○○な本はありませんか?」と尋ねられて、期待に応えられるような働きが、私自身にできないことも多々あるわけですが、それでもあれやこれやと店内を案内していろいろ本をお見せすると、「これは良さそうだ」とお客さんのほうで納得していただくことも、これまた多々あるわけです。

お客さんがわんさと押し寄せて黒山の人だかりができるようなことは、まずないわけですが(店長が犯罪でもしでかせば野次馬くらい来るかもしれません)、ときどきは店内で幾人かのお客さん同士が会話をするときもあります。通う教会が違う信徒でも集会や地域の活動で共に働くこともあるわけですから、会話もされるでしょう。

自分とは違う「他者」に出会えるのが巷の書店だと思うのです。
それと、自分とは「神学的に距離のある」書物も一応は目に入ってしまう。
これらは、とても豊かな恵みではないでしょうか。

キリスト教書店ハレルヤ(熊本県熊本市)
住  所:〒862-0971熊本県熊本市
     中央区大江4-20-23
TEL/FAX:096-372-3503
E-mail:[email protected]

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