啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(27)底知れぬ深みからいなごが出て来る

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

 

   第五のみ使いがラッパを吹くと、ヨハネは天から地に落ちた星を見ました。それに底知れぬ深みの坑のかぎが与えられ、彼が底知れぬ深みの坑を開けると、その坑から大きな炉の煙のような煙が立ち上ります。(啓示9:1,2)そして、その坑からいなごが出てきました。(啓示9:3)今回はここの部分の解釈にトライしてみます。 

 

底知れぬ深みの坑から出て来るいなごとはエホバの証人の奉仕者を意味しますか

 

(1)天から地に落ちる星に底知れぬ深みのかぎが与えられる

 

 天から地に落ちた星に底知れぬ深みのかぎが与えられるとは何を意味するのでしょうか。(啓示9:1,2)天から地に落ちた星とは、現時点では、北の王に率いられるイスラム教の会衆の成員を意味しているのではないかと思います。 

 底知れぬ深みの坑のかぎを開けると、後の節で最初に煙が出て来て、さらにその煙の中からいなごが出てきます。(啓示9:2,3)底知れぬ深みの坑から煙が出て来て、太陽と空気を暗くすることは何を意味するかは、また次回の記事で検討します。 

 まず、底知れぬ深みから出て来るいなごは何であるかを考えてみます。いなごは、エホバの証人の解釈では、キリスト教の勇敢な奉仕者を意味するとされています。わたしも以前はその解釈にずい分と励まされたものでした。しかし、その解釈を再検討します。 

 啓示の書には、「底知れぬ深み」から出て来る二つの獣が描写されています。 

 まず、啓示11章によると、二人の証人を戦い殺す「底知れぬ深みから上る野獣」が存在します。(啓示11:7)二人の証人が「自分たちの証しを終えた時,底知れぬ深みから上る野獣が彼らと戦い,彼らを征服して殺し」ます。そして、二人の証人の「遺体は,霊的な意味でソドムまたエジプトと呼ばれる大いなる都市の大通りに置かれ」ます。(啓示11:7,8)二人の証人とは証しをするのですから、キリスト教のグループです。 

 さらに、もう一か所底知れぬ深みから出て来る物とは、啓示17章に出てくる「緋色の野獣」です。(啓示17:8)そして、大娼婦大いなるバビロンはその「底知れぬ深み」から上って来る「緋色の野獣」の上に座っています。(啓示17:3) 

啓示17章で底知れぬ深みから上る者とは緋色の野獣

   ヨハネは、その時、大娼婦が聖なる者たちとイエス証人たちの血に酔っているのを目にします。(啓示17:6)そして、緋色の野獣に、大娼婦が座っているのですから、大娼婦と同じこと、キリスト教のグループを迫害することをするでしょう。 

 啓示11章の「底知れぬ深みから上る野獣」も、緋色の野獣も同じことをしているのですから、同じ実体を表わしているのではないでしょうか。では、底知れぬ深みから出て来るいなごは、二人の証人と戦う「野獣」と大娼婦が座っているる「緋色の野獣」と同じ実体ではないでしょうか。(啓示17:16) 

(2)ダニエルの預言との関連 

 ダニエル書との関連を考慮してみます。第四のみ使いがラッパを吹いた後起きる太陽と月と星の三分の一が強打されるとは、新しい北の王が以前の自国の敗北の復しゅうとして、キリスト教の「聖なる所を、要害をまさに汚し、常供のものをも除き去る」ことだと考えています。(啓示8:12。ダニエル11:31) 

 その前にどんなことが起きているでしょうか。最初の北の王は、二度目の南の王への攻撃に失敗します。(ダニエル11:30)彼は「失意」します。それでも、彼は「聖なる契約をひぼうし,効果的に行動する。」ことになっています。(ダニエル11:31)ですから、最初の北の王は、「聖なる契約」つまり、キリスト教のアブラハム契約を悪く言います。つまり、キリスト教そのものに対して世論の批判を煽るのでしょう。 

  その後最初の北の王は命を失うことになるのかもしれません。しかし、最初の北の王の親族や支持者の中から、初代の北の王の政権を新たに引き継ぐ者が登場し、彼は、キリスト教の本拠地を軍事攻撃をします。(ダニエル11:31) 

 

 それで、啓示8章の太陽と月と星の三分の一が強打されるとは、キリスト教の関係者がてひどいダメージを受けるということを意味していると考えます。(啓示8:12) 

 では、その後に起こることはどんなことでしょうか。ダニエル書の預言では、そのことが起きるのとほぼ同時期に、北の王は「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を据えることになっています。(ダニエル11:31) 

後継の北の王は・・・・ 

一世紀エルサレムを攻撃したローマ軍によって予表されていた・・ 

荒廃をもたらす嫌悪すべきものすなわち国際的な軍隊を設立する

 

 ですから、二度目の南の王に対する軍事攻撃で敗北し、次の北の王にとって代わられる最初のイスラム教の北の王とその軍勢は、啓示9章で天から落ちた星で、表されているのではないでしょうか。(啓示9:1,2) 

 さらに、最初の北の王も、キリスト教を悪く言うものの背教したキリスト教に考慮を払います。(ダニエル11:30)ですから、なおのこと、イエスの観察下、支配下にある七つの会衆の星とみなすことができるのではないでしょうか。 

 それで、「底知れぬ深みから上る野獣」と「緋色の野獣」と「底知れぬ深みの坑」から出て来るいなごとは、北の王の設立する「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」ではないでしょうか。 

底知れぬ深みの坑から出て来るいなごとは・・・ 

荒廃をもたらす嫌悪すべきものの国際的な軍事組織 

(3)政権を受け継ぐ北の王は底知れぬ深みから緋色の野獣が登場するようにする「底知れぬ深みの使い」ではないか 

 ですから、ダニエルの預言によると、次に新しく政権をとる北の王は、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を据えます。つまり、「底知れぬ深み」から野獣が登場するようにします。(啓示9:3)国際的な軍事組織を設立することが預言されています。 

 ですから、「底知れぬ深み」のかぎを持つ使いとは、とりわけ、二番目の北の王を表わしているのではないかと思います。その前任者の北の王は、第二回目の南の王への攻撃に失敗しますから、天から落ちた星とみなせるでしょう。二番目の北の王は、背教したキリスト教を奉じるようです。(ダニエル11:32) 

 啓示1章によると、「死とハデスのかぎ」があります。(啓示1:18)それで、啓示の書の「かぎ」は死とハデスの中にあって一時的に存在していなかった物が、再び登場するようにすることができます。 

 それで、天から地に落ちた星は、以前存在していて、いなくなっていた野獣が再び登場するように働くのではないかと思います。そのことと調和して啓示17章によると、緋色の野獣は、「かつていたが,今はいない。しかし底知れぬ深みから」上って来る事になっています。(啓示17:3,7,8) 

 それで、ダニエル書と啓示の書の預言を両方対照させてみると、啓示9章の天から地に落ちる星とは、二度目の南の王との戦いで敗北する北の王で、「底知れぬ深みの使い」とは、最初の北の王にとって代わる新しい北の王ではないかと思います。 

(4)啓示13章の預言との関連 

 啓示13章では、「子羊のような二本の角」がある野獣が「剣の一撃を受けながら生き返った野獣のために像を作るようにと地に住む者たちに言う」ことが預言されています。(啓示13:11,14)剣の一撃を受けた野獣とは、二回目の南に対する攻撃に敗北した北の王の政府を意味しているのではないかと思います。 

 啓示13章によると、野獣の「頭の一つがほふられて死んだかのようになって」いました。「しかし,その致命的な打ち傷はいえ」ます。それで,「全地は感服してその野獣に従う」ことになっています。(啓示13:3)北の王は、キリスト教の本拠地に対する軍事攻撃に成功することになるので、二回目の南の王に対する軍事攻撃の敗退という「致命的な打ち傷」がいえることになるでしょう。 

 北の王は、ローマカトリック教会とギリシャ正教会の本拠地に対する軍事攻撃に成功し、キリスト教の聖書の神に勝利したと考えるのではないかと思います。それで、前任者を高めて北の王に対する偶像崇拝を奨励するのではないかと思います。 

 それで、「子羊のような二本の角」がある野獣、すなわち、背教したキリスト教に改宗した北の王の新しい政権は、北の王に対する崇拝のために、「像」、すなわち、国際組織を作ることを提唱するのではないかと思います。(啓示13:11,12) 

子羊のような二本の角のある野獣すなわち北の王は野獣の像をすなわち荒廃をもたらす嫌悪すべきものを作るようにと提唱する 

 

    それで、天から地に落ちた星とは、イスラム教の北の王に率いられたイスラム教の会衆で、北の王の関係者は、南の王に対する二度目の攻撃に失敗します。しかし、キリスト教の本拠地に対する攻撃に成功した後、自らの崇拝を奨励して、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を設立することになっています。(ダニエル11:31) 

 そして、北の王が設立する像と、緋色の野獣は同じ実体を表わしていると考えられます。そして、緋色の野獣は、「かつていたが,今はいない。しかし底知れぬ深みからまさに上る」ことが予告されています。(啓示17:8)それで、「底知れぬ深み」から出て来るいなごの大軍は、北の王の設立する「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」で、また、「緋色の野獣」の軍勢を意味するのではないかと思います。 

 いなごは、エホバの証人の解釈では、クリスチャンの奉仕者です。しかし、エホバの証人と異なるこの新しい解釈は、私にとって聖書の新しい解釈なので、さらにこの解釈が正しいかを検討していきたいと思います。わたしは、いなごをキリスト教の奉仕者という解釈よりも、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」と解釈した方が、もっと聖書全体をスムーズに解釈できると思います。 

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