自殺したくなるような状況になった場合-アヒトフェル

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

  日本では、人々がうつ病になって自殺をするという場合が多いです。テレビ番組で、母親を殺すという罪を犯して、裁判で温情のある判決を受けたものの、結局、経済的に困窮し自殺してしまった人のことが取り上げられました。それで、その人はある程度、自分が行なったことに対する罪悪感を抱いていたでしょうし、また、自分の状況に絶望してしまったのでしょう。

 私は、その自殺をした男の人は神に信仰を抱いていなかったと思います。また、罪を犯したとしても、聖書の神は悔い改めて神に許しを求めるならば許してくださることも知らなかったと思います。(ヨハネ第一1:9)また、どんな状況に直面しても、神に依り頼む人に神が愛ある親切を示して助けてくださることも知らなかったと思います。(詩編32:10)

 聖書の中で登場する自殺に至った人のひとりに元ダビデの親しい助言者であったアヒトフェルがいます。(サムエル第二16:23)アヒトフェルはなぜ自殺に至ったのでしょうか。

 聖書中の例はある程度、神に対する信仰を抱いている場合であり、日本のように神への信仰があまりない場合には、当てはまらない場合もあるかもしれません。けれども、アヒトフェルに起こったことから学べる点はあると思います。

 アヒトフェルは当然、ダビデと親交のあった時代に神に対する信仰を抱いていたと考えられます。アヒトフェルはとても賢い人で、彼の助言はとても役立ちました。(サムエル第二16:23)

 ところが、彼はダビデを裏切って、ダビデに反逆した息子アブサロムに寝返りました。それで、アヒトフェルは、ダビデがエホバの油そそがれた者であることを考慮せず、またそれまで培ってきていたダビデや他の人との絆に忠実を示しませんでした。

 アヒトフェルは、油注がれた者であったダビデが神に忠実を保つ努力を払っている限り、それまで通り、ダビデについていた方がエホバのご意志にかなっていたでしょう。エホバ神がダビデに味方して行動されたので、アヒトフェルの助言は、アブサロムの陣営で、尊重されませんでした。(サムエル第二17:14)アヒトフェルは、エホバのご意志に逆らうことになり、うまくいきませんでした。

エホバがダビデの祈りを聞かれたのでアヒトフェルの助言はアブサロムに尊重されずアヒトフェルは落胆して自殺をしてしまいました

 彼は落胆して自殺をしてしまいました。私は、一度、自分の助言が受け入れられなかったくらいで、自殺をしたアヒトフェルはもろすぎると思います。普通は人は物事が一度うまくいかなくても、二度、三度とトライします。ところが、彼は、いったん自分の助言が上官に退けられると絶望してしまいました。

エホバ神ではなく自分に頼る人は大変もろく自殺に走りやすくなります

 もし、アヒトフェルが神への信仰を少しでも抱いていたなら、彼は物事がうまくいかなくても、神にさらに助けと導きを祈り求めたと思います。

 ダビデに災いが起きたのは、ダビデに罪があったからでした。(サムエル第一12:10,11)そして、それが油注がれた者ダビデに反する行動であっても、エホバ神は、アヒトフェルの信仰と彼の観点からの助けを求める祈りに答え応じられることがありえました。エホバ神は、ご自分の際立った僕を尊重されますが、そうではない人の観点や信仰も尊重されるからです。(創世記21:12,17)

 または、アヒトフェルは賢い人だったので、アブサロムに対する自分の助言が退けられた時点で、ダビデに対して反抗するアブサロムの企てがうまくいかないと考えたのかもしれません。しかし、アヒトフェルが謙遜で知恵がある人であれば、アブサロムから退けられた時点で、また、ダビデに鞍替えしても良かったかも知れません。

Death of Absalom Tapestry 1817. Public domain via Wikimedia Commons.

実際エホバが油注がれた者ダビデの味方をされアブサロムの企ては失敗しました―アヒトフェルはエホバのご意志を考慮してダビデに鞍替えしたらよかったかもしれません

 アブサロムが有利だと見えていた時に、ダビデにひどいことをしたシムイは、ダビデが勝利をした時に、ダビデに許しを請い、自分の命をながらえました。(サムエル第二19:18-20)

 しかし、アヒトフェルは神を愛して神との関係を大切にしていたわけではなく、神に頼っていたわけではありませんでした。彼は、自分の知恵に頼っていました。

 聖書は、「エホバに依り頼み,エホバがその確信[のよりどころ]となってくださった強健な者は祝福される」と述べている一方、「肉を自分の腕とし,その心がエホバからそれて行く強健な者はのろわれる」と述べています。(エレミヤ17:5-8)ですから、エホバに頼るのではなく、自分に頼る人はうまくいきません。

 神に頼る態度がない場合、人は大変もろくなることがあります。神への信仰を抱いていないと、人は容易に希望を捨ててしまいます。そういう場合、人は自殺に走りやすくなります。

 それで、油そそがれた者に対する敬意も求められているとは言え、一番重要なのは、エホバ神に対する愛と信仰と神に依り頼む態度です。

 それがあれば、エホバに助けていただけます。自分の罪や失敗のために自殺したくなるような状況に直面しても、エホバ神への信仰を失うのではなく、エホバ神に罪の許しと助けを懇願しましょう。

アヒトフェルが自分の知恵ではなくエホバに頼る気持ちがあればエホバは彼の祈りを聞かれたかもしれません-どんな状況になってもエホバに罪の許しと助けを祈りましょう

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