箴言12章・危害をたくらむ者たちの心には欺きがある

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

   聖書は、邪悪な人々の心理について教えてくれます。聖書は、他の人々に危害をもたらそうとする人々が欺きを用いると述べています。(箴言12:2) 聖書には、邪悪な人々がエホバの崇拝に反対するという目的を成し遂げるために、欺きを用いた事例が幾つか出てきます。

 例えば、聖書に出てくる最初の欺きは、悪魔サタンが新参者で未経験なエバを騙したことです。聖書は悪魔サタンが、自分の知恵と美しさにごう慢になり、自分が崇拝されたいという動機で行動したことを示しています。(エゼキエル28:12-17。マタイ4:8,9)  そして、悪魔サタンはエバを自分の思い通りにして神から引き離すために、エホバ神について偽りを語りました。

 エデンの園で、神はアダムに善悪の知識の木の実を食べてはならないという命令を与えました。(創世記2:17)アダムは、その命令をエバに伝えました。エバは、その木の実を食べたら死ぬとアダムから聞いていました。(創世記3:3)

 ところが、悪魔サタンは、「あなた方は決して死ぬようなことはありません。」と述べて、神の言葉をまっこうから否定しました。   そして、「その木の実を食べる日には・・・、あなた方が・・・神のようになる」と偽りを語りました。神のようになって「善悪を知るようになる」、つまり神から独立して善悪を識別することができるようになると言いました。(創世記3:4,5。サムエル第二19:35) 

 その木の実を食べるということは、エホバ神に不従順になって独立することを意味しました。(列王第一3:8,9)    エバはすっかり悪魔サタンの言葉を信じました。(テモテ第一2:14)それで、神の命令に背いて神から独立して行動しても死ぬことはないと考え、それが自分にとって望ましいことだと考えました。(創世記3:6)

 聖書によると、アダムは悪魔サタンが偽りを語っているのを見抜いていました。(テモテ第一2:14)しかし、アダムはエバと行動を共にエホバ神に従うのをやめてしまいました。(創世記3:6)それで、悪魔サタンの欺きは功を奏して、物事は悪魔サタンの思い通りに進展しました。

 聖書は悪魔が「偽り者」であり、「偽りの父」だと言っています。(ヨハネ8:44)

Ary Scheffer's The Temptation of Christ (devil1)イエスは悪魔を偽りの父と言いました悪魔は思い通りにするために欺きを用います

   エバは、神の言葉に信頼をおいていたなら、悪魔サタンの欺きに騙されることはなかったでしょう。私たちは、聖書に精通して、悪魔サタンに由来する聖書と調和しない教えに誤導されないようにする努力が必要です。

A page from the Wenzel Bible(bible49)悪魔に欺かれないために聖書に精通する必要があります

 カインは、弟のアベルをねたんで、殺そうと考えました。そして、カインはアベルに、「さあ、野に行こう。」と言ってアベルを誰もいない荒野に連れ出しました。(創世記4:8)カインは、アベルに外に散歩に行こうと誘う感じで連れ出したのでしょう。そして、自分の都合の良い場所に連れて行ってアベルを殺しました。

Cainleadeth Abel to death, by JamesTissot(cainabel8)カインはアベルを殺すためにアベルをだまして荒野に連れ出しました

 ある人々はカインのように行動するでしょう。例えば児童性愛者は児童を誰にも見られないような場所に連れ込み、そこでレイプをするかもしれません。また、他の人に見つかりそうになったら、その児童を殺してしまうことがあるかもしれません。

 私たちは、性道徳を守らない可能性のある人と二人きりにならないように、もしくはそういう人がどこかに行こうと誘っても断ることが必要です。親は、他の人を欺く人がいることを子供に説明する必要があります。

 また、エズラやネヘミヤの時代に周囲の諸国民は、エホバの崇拝に反対してエルサレムの城壁の建設を妨げようとしました。その際に、建設を挫折させようとして何度も欺きを語りました。

 反対者のサンバラテは、ユダヤ人たちは王に背こうとして城壁を立て直しているし、ネヘミヤは王になろうとしているとありもしない欺きを語りました。そして、ネヘミヤを城壁建設の仕事から離れさせ、自分たちの都合のよい所に連れ出そうとしました。(ネヘミヤ6:5-7)ネヘミヤに害をもたらそうとたくらんでいたのです。(ネヘミヤ6:2)

 また、敵対者たちは、人を雇ってネヘミヤを殺そうとしている者がいるとネヘミヤを恐れさせて神殿に閉じこもらせようとしました。反対者は、ネヘミヤに愚かな行動をさせ悪い評判を立てさせようとしていたのです。そのために欺きを用いました。(ネヘミヤ6:10,12,13)

 そのように神の崇拝に反対する人たちは、神への崇拝と奉仕をやめさせるために、欺きを用いて恐れさせようとしたり、愚かな行動をさせようとしたりすることがあることが分かります。(ネヘミヤ6:8,9) しかし、ネヘミヤは、反対者の欺きを見抜いて、乗じられることはありませんでした。ネヘミヤの場合は、その当時神のご意志であったエルサレムの城壁の再建という仕事に専念したことが欺かれない助けになりました。

 私たちは、ネヘミヤのように、神への奉仕から離れないようにする必要があります。また、ネヘミヤのように恐れによって健全な判断力を失って愚かな行動をしないようにする必要があります。

WhenNehemiah returned to Jerusalem, he led the rebuilding of the walls ofthe city, destroyed many years before by the Babylonians (Nehemiah4--5). Nehemiah had to work faithfully against great opposition.(nehemiah1)ネヘミヤは神のご意志にかなった仕事に専念していたので反対者からだまされないように守られました

  バアル崇拝者のイゼベルとエズレル人々も、ナボテを殺すために欺きを用いました。アハブは自分の王宮の隣にあったナボテのブドウ園を欲しがりました。(列王第一21:1,2)  アハブはナボテにお金を払うと申し出ましたが、モーセの律法には、相続地を完全に売り渡してはならないという規定があったのでナボテは断りました。(列王第一21:3)

 それで、アハブは落ち込みました。(列王第一21:4)アハブの王妃イゼベルはエズレルの人々に手紙を書いて、偽りの証人を立てて、ナボテが神と王をのろったという罪を作り上げました。(列王第一21:10) それで、エズレルの人々は、ナボテを石打ちにして殺しました。そうしてアハブはナボテのブドウ園を手に入れました。

 この場合、ナボテはその欺きを防ぎようがありませんでした。ナボテを殺すのに、罪を立証するために必要な律法の要求である二人の証人が立てられていました。(申命記17:6。列王第一21:13) そして、ナボテの周囲にいた多くの人々がアハブとイゼベルに従って、ナボテを欺きました。(列王第一21:11)それは、ナボテを欺いた集団犯罪でした。

 しかし、後になってエホバ神は欺きを用いたイゼベルと、アハブの息子エホラムと、エズレルの関係者が裁かれるように取り計らわれました。(列王第二9:22-26;33-37;10:6,7)

Thebody of Jezebel eaten by dogs. (jezebel2)神はナボテを殺害したイゼベルが悲惨な死に方をするように取り計らわれました

 それで、邪悪な人々は、自分たちの目的を遂げるために欺きを用いることがあります。私たちは聖書からエホバの崇拝に反対する人々が危害をもたらすために欺きを用いる場合があることをわきまえる必要があります。 とりわけ、未経験な人は欺きに騙されやすいので、親は子供に教える必要があります。また私たちはエホバ神に祈り、聖書に精通して欺かれないように識別力を働かせましょう。

 

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