聖書の終末預言(その9)
ふたりの証人
聖書の終末預言(その8)で反キリストについて書きましたが、この人物以外にも以前からあちこちに再臨のキリストを名乗る多くの偽キリストが存在しますが、この反キリストと呼ばれる人物は全世界に自分こそが再臨のキリストであると主張するようになります。
そして、ついには世界中の人々が彼を神のような崇拝すべき対象として認めるようになると聖書は預言しています。その意味で、この反キリストなる人物は、再臨のキリストを名乗る者たちの中で史上最大のカリスマ的なリーダーになるのだろうと思われます。 ところが、この世界的なリーダーに立ち向かう二人の人物がやがて登場します。それは黙示録の中でキリストが「わたしのふたりの証人」と呼んでおられる、超自然的な力で世界中を震撼させる二人の人物です。それについて聖書は次のように預言しています。
「…それから、わたしがわたしのふたりの証人に許すと、彼らは荒布を着て千二百六十日の間預言する。」彼らは全地の主の御前にある二本のオリーブの木、また二つの燭台である。彼らに害を加えようとする者があれば、火が彼らの口から出て、敵を滅ぼし尽くす。彼らに害を加えようとする者があれば、必ずこのように殺される。この人たちは、預言をしている期間は雨が降らないように天を閉じる力を持っており、また、水を血に変え、そのうえ、思うままに、何度でも、あらゆる災害をもって地を打つ力を持っている。」(黙示録11:3-6)
この「ふたりの証人」は患難時代の前半の三年半にエルサレムで活躍します。彼らは天候を自由自在に操り、自分たちを殺そうとする人々を超自然的な火によって反対に殺してしまいます。しかし、やがて反キリストによって殺されてしまい、世界中の人々がその死体を三日間眺めることになります。それについて聖書は次のように預言しています。 「そして彼らがあかしを終えると、底知れぬ所から上って来る獣が、彼らと戦って勝ち、彼らを殺す。彼らの死体は、霊的な理解ではソドムやエジプトと呼ばれる大きな都の大通りにさらされる。彼らの主もその都で十字架につけられたのである。もろもろの民族、部族、国語、国民に属する人々が、三日半の間、彼らの死体をながめていて、その死体を墓に納めることを許さない。また地に住む人々は、彼らのことで喜び祝って、互いに贈り物を贈り合う。それは、このふたりの預言者が、地に住む人々を苦しめたからである。しかし、三日半の後、神から出たいのちの息が、彼らにはいり、彼らが足で立ち上がったので、それを見ていた人々は非常な恐怖に襲われた。そのときふたりは、天から大きな声がして、「ここに上れ。」と言うのを聞いた。そこで、彼らは雲に乗って天に上った。彼らの敵はそれを見た。そのとき、大地震が起こって、都の十分の一が倒れた。この地震のため七千人が死に、生き残った人々は、恐怖に満たされ、天の神をあがめた。」(黙示録11:7-13)
この「ふたりの証人」が殺された後、人々はそのことを喜び、互いに贈り物を贈り合うと預言されています。つまり、この「ふたりの証人」は世の人々の嫌われ者になるのでしょう。それはなぜでしょうか? おそらく、それは彼らが世の罪と汚れを指摘し、イエス・キリストが救い主であることを証しするからです。しかし、世はそれを嫌うのです。それを受け入れようとはしないのです。
それよりもむしろ人々は、バビロンの淫婦と呼ばれる世界統一宗教の教えに惑わされ、この「ふたりの証人」を神に対する敵対者とさえ呼ぶでしょう。そしてついに「ふたりの証人」は「獣」と描写されている反キリストによって殺されることになります。
また、ここで「底知れぬ所から上って来る獣」と言われていることから、反キリストは一度何らかの形で死んで、その後に生き返ると考えられています。黙示録13章3節では、また別の表現で「打ち殺されたと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった」と記されています。それはあたかもキリストが死後によみがえったことの再現として、彼を再臨のキリストと思わせるのに役立つでしょう。
また人々が殺したくても殺せないほど憎んでいた「ふたりの証人」を反キリストが殺したことによって、彼は世界中の人々から賞賛されます。そしていよいよ患難時代の後半に入り、反キリストはその本性を現し自らを神と称することになります。
この「ふたりの証人」は、いつか必ずエルサレムに現れます。この二人が誰かということに関しては三つの主な見解があります。それらは①モーセとエリヤ、②エノクとエリヤ、③この時に神が証人として立てられる無名の二人の使者です。これについては聖書が明らかにしていない限り、実際のところは誰にも判りませんが、私は個人的には②エノクとエリヤだと思います。それは彼らが人類史上で死を体験したことのない二人だからです。
彼らはイスラエルに対してだけでなく、全世界に対してもキリストの福音を証しします。こうして、世界中の人々が、1260 日(3年半)の間、キリストの福音を聞くのです。ふたりの話を聞いてキリストを信じる人々が世界中に現れます。ところが世界は、この「ふたりの証人」を憎みます。なぜなら、彼らは、反キリストを非難し、やがて来る神のさばきとキリストの再臨を語り、神への悔い改めを説くからです。この「ふたりの証人」は世界に対する神の最後通達の使節なのです。
今日の一言: 「ふたりの証人」は世界に対する神からの最後通達の使節である
鶴田健次
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