20世紀で最もキリストに似た人物
東洋の聖フランシスコ、また20世紀で最もキリストに似た人物と呼ばれたサンダー・シングという人をご存知でしょうか。彼は19世紀末期にヒマラヤに生まれ、家は代々、ヒンズー教の一派であるシーク教でした。
サンダー・シングはこの家に育ち、小さい頃から霊的に敏感で、様々な宗教書を読みあさり、真の神を求めていました。7歳の頃までには、ヒンズー教の聖典バガバッド・ギーターを全部暗唱するほどになっていました。
そして、15歳の頃までには、すでにイスラム教の聖典コーラン、インドの聖典ウパニシャッド、ヴェーダ、シャーストラ、グラント、仏教の聖典などを読破していました。
サンダー・シングが14歳のとき、最愛の母と兄が亡くなり、その耐え難い悲しみと孤独の中で彼は、死とは何か、来世とは何か、永遠の幸福はどうしたら見出せるのかを、切実に追い求めるようになりました。
彼はあらゆる宗教の聖典を読みふけり、学者や僧侶のもとに足しげく通っては質問を投げかけましたが、満足のいく答えは得られませんでした。またどんな修行を積んでも彼の心を満たすものはありませんでした。
その後、ミッション・スクールに入学し、キリスト教にふれる機会がありましたが、シーク教徒であった彼は、異教の教えに反発し、宣教師に石を投げ、聖書を公衆の面前で引き裂いて焼き捨ててしまいました。
ところが、聖書を焼き捨てたことは、心を平和にするどころか、彼の心をますます不安にさせたのです。彼はそれから三日目に、とうとう命懸けの決断をしました。それは、もし彼が朝まで祈り続けて神からの道が示されなければ、日の出前に鉄道自殺を遂げる、という決意でした。
1904年12月18日の朝3時、彼は凍てつく寒さの中で水をかぶり、救いの道を示したまえと一心に神に祈り始めました。
「おお、神よ。もし本当におられるのなら、わたしに正しい道を示して下さい。わたしは献身者になりましょう。さもなくば、自殺します」
そして心の内につぶやきました。「何も啓示がなければ死ねばよい。あの世で神を見出せるだろう。」
彼は朝3時から祈り始めましたが、答えが得られないまま、4時半になりました。突如、室内が明るい光に照らされました。光はさらに強まり、浮かぶ光の輪の中からやがて神々しい人が現われました。
釈迦かクリシュナ(ヒンズー教の神の一つ)か、と思った彼は、その方を礼拝しようとしました。すると、次の言葉が稲妻のように彼の心の中に響きわたったのです。
「あなたはなぜ、わたしを迫害するのか。わたしがあなたのために十字架上でこの命を捨てたことを思え。」
彼の前に現われたお方は、予想していたインドの神仏ではなく、彼が三日前に焼き払ったあの聖書の語る救い主、神の御子イエス・キリストだったのです。その体には、2000年前に受けた傷の跡がくっきりと見えたといいます。
その御顔は慈愛に満ち満ちていました。こうしてサンダー・シングは、それまで一度たりとも味わったことのない、真の心の平安と歓喜を見出したのです。
この日を境に、彼はクリスチャンの献身者として、宣教を開始することになりました。この時の経験が本物であったことは、その後の彼の宣教のすさまじさが物語っています。
敵国の宗教に転向したことで、彼は家から追放され、毛布一枚、聖書一冊しか持たずに出ていきました。その時に持たされた毒入り弁当で、死線をさまようことになりますが、主イエスが彼を不思議な方法で救われたのです。
彼は洗礼を受け、キリストにならって荒野で40日間の断食を行ないました。迫害を受けることも度々でしたが、彼の宣教によって多くの人がキリストを受け入れました。彼の前では暴徒もひれふし、人食い豹も子猫のように懐いたと言います。彼が祈ると、癒される病人が続出しました。
彼は晩年、キリスト教に対して最も偏見の強いチベットに宣教に行きました。そこで彼は行方不明になりました。おそらく殉教したのであろう、と言われています。
主イエス・キリストは、あの日の朝以来、常にサンダー・シングと共におられました。サンダー・シングが主イエスを見たのは、鉄道自殺を考えていたあの日だけではありません。彼はあれから常に、目の前に主イエスを見ていたのです。
わたしは常に主をわたしの前に置く。 主がわたしの右にいますゆえ、 わたしは動かされることはない。 このゆえに、わたしの心は楽しみ、わたしの魂は喜ぶ。 わたしの身もまた安らかである。(詩篇1:8、9)
今日の一言: わたしは常に主をわたしの前に置く
鶴田健次
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