子を持って知る親心

ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

子を持って知る親心

私にも二人の子供がいますが、いつの間にか彼らももうじき40歳(長男)と39歳(長女)になります。今でも思い出すことですが、彼らが幼い頃、私は二人を見ながら、「もし私の両親が私がこの二人を愛するように私を愛してくれていたのであれば、それは何と感謝なことであろうか」と、親の有難さをしみじみと思ったものです。まさに“子を持って知る親心”でしょうか。

親は自分の子供を可愛がって育てます。それが親の本能です。子供のためにと、子供を厳しく育てる親もいれば、子供を溺愛する親もいます。それもまた親心というものです。しかし、いずれにしろ子供は、親の願い通りにではなく、育てられたようにしか育ちません。

裕福な親は、幼い時から、子供に高級ブランドのものを与え、高級ブランドは良いものであり、安いものは良くないものであるというイメージが幼い時から子供の心の中に刷り込まれていきます。そうやって子供は、貧しさは悪だという感覚を家庭の中で教え込まれるのです。子供に苦労をさせたくない、大変な思いをさせたくない、というのも親心です。風邪を引けば、親は子供をすぐ病院に連れて行きます。咳をすれば、すぐに薬を飲ませます。欲しいものがあれば、できる限り買ってあげようとします。現代の出生率の低迷は、生まれた子供には十分な教育を与え、物質的にも乏しい思いをさせたくないので、簡単に子供も持てないという思いと無縁ではありません。しかし、残念ながら、甘やかされた子供は親心を感謝する人間には育ちません。親心を身にしみて感じるには、苦労をし、苦しみの体験を積む必要があります。甘やかされた子供は、やがて苦しみの人生を歩むことになりますが、本人はなぜ苦しみの人生を歩むのか、その心のからくりが分かりません。親も子も互いに分かり合わないまま、苦しんで生きている。それが多くの人々の現実ではないでしょうか。今の世は、“楽して生きたい”という風潮があり、苦しみに耐える力が阻害されているように思います。特に日本では、子供は小さいときから受験競争の中に巻き込まれ、勉強の苦労はするものの、それは希望校に入学することを目標にした苦労であり、受験から解放されたとたんに勉強をしなくなります。それは将来に目標がないからです。

人生において、将来に確かな目標を持つということは大変重要なことです。目標達成は簡単ではありませんが、忍耐をもって進み続ければ誰でも必ず目標に近づくことができます。

昔は、松下幸之助のように、幼いときから奉公に出て、苦労して仕事力を身に付け、大成した人が大勢いました。アメリカでも、エジソンやリンカーンは子供のときから苦学をして大成した人物です。昔に遡るほど、人々は子供の頃から苦労を重ね、人生を練ったものです。豊臣秀吉などは、そのいい例です。

今の時代、中学を出て働く人は落ちこぼれの人間とみなされます。奉公に出る人間は皆無です。もちろん学位を取得することも必要ですが、大成するために本当に必要なことは、自立心と忍耐と仕事力、そしてVisionです。だからこそ、子供には苦労をさせ、自立心と忍耐を持たせるための親業が必要なのです。

そして、さらに大切な親業は、自分自身の生き様を通して、子供が真の神を知るよう導くことです。

今日の一言: 若い時の苦労は買ってでもせよ

鶴田健次

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