ブック・レビュー 『祈る人びと』

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。


藤原導夫
日本バプテスト教会連合 市川北教会牧師

神学者、牧会者、説教者である著者の熱誠あふれた説教集

 著者は川崎市にある高津教会の牧師であり、ウェスレイ研究者としても知られ、多くの分野で幅広くその神学活動を展開しておられる。評者は幾度かその説教に直接耳を傾けたことがあるが、それは熱誠にあふれ、聴く者を捕らえて放さない力あるものであった。この度、その礼拝説教の一部が一書にまとめられたことを心から喜びに思う。

 本書の一貫したテーマは「祈り」であり、旧約聖書の人物の中から、アブラハム、イサク、ヤコブ、モーセ、ダビデなど二十三人が取り上げられている。それらの登場人物の祈りが四十回にわたって考察されており、アブラハムについては四回、ヤコブについては三回、モーセについては四回というように、一人物について複数回にわたって説教されている場合もある。

 とくに「ハガルの祈り」の部分はいつしか書評することを忘れて涙しながら読んだ。まさに、著者が「神学者」であり、「牧会者」であり、「説教者」であることが見事に結晶している説教である。このことは、本書に収められているすべての説教に通じる性格であり味わいである。

 本書において「祈り」は狭義の意味に留まらない。そこでは常に、一人ひとりの人物が神とどのように対峙し、神は彼らにどのように応じられたかがつまびらかにされている。しかも、そのことが、それぞれの登場人物の固有のコンテキストにおいて、それなりに固有の意味と味わいをもってていねいに述べられているのである。本書を一日一章ずつ読み進めていくような方法によっても多くの信仰的な益を得ることができるものだろう。

 評者は「説教」ということにこだわり続けている者の一人として、これらの説教に「み言葉を教える」という味わいを越えて「み言葉を証言する」という味わいが更に深まれば、一層の輝きを増すものとなるであろうとの感想と期待をもって読ませていただいた。

The Cross Pendant

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Emmanuel

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