なぜ今、バックストンなのか 三つの力

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

中島信光
日本伝道隊 塩屋キリスト教会牧師

 第一の力は「イエスの血と聖霊の力」(ゼカリヤ4・6参照)です。
「血は力です」とは先輩のクリスチャンからよく教えられたことばです。主イエスの血はわたしたちの罪を清め、またサタンに打ち勝つ力であるからです(Ⅰヨハネ1・7、9。黙示録12・11)。そして「血」をあなたの心に適用し、勝利を体験させるのが聖霊です。第二の力は「知の力です」。このこともよく聞いたことばです。牧師の説教に耳を傾けるとともに聖書、そして信仰の良書を読むことは確かに霊的成長に欠かすことができません。

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この度、いのちのことば社から、バックストン著作集が再版されることになりました。有名なB・F・バックストンが、一八九〇年(明治二十三年)英国から日本の松江・赤山に宣教師として来てから百二十五年が経過しました。最初の十年弱、そこで宣教しながら青年たちに聖書講義したものがまとめられ『赤山講話』として出版されました(初版、一九〇〇年〔明治三十三年〕)。
その後、版を重ねてきましたが、長い間絶版となり、再版を期待する声が強く出ていました。
そのような中で、バックストン著作集出版刊行会が起こされ、再版が実現されることとなりました。百年以上読み継がれ、多くのクリスチャンの霊的養いに用いられてきた本書が、必ずや読者の皆さんの魂を祝福し、チャレンジせずにはおかないことでしょう! ぜひあなたも手にとって一読されることをお勧めします。

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「赤山」とは、当時三十歳のバックストンが住んでいた土地の名称です。現在も同じ地に、彼が住んでいた家屋の一部が残っています。彼が地元の青年クリスチャンたちや、日本の各地から来た彼を慕う人たちに毎朝講義した二十篇の説教が口述筆記されました。第一の説教は「主イエスの誘惑」です。イエスが公生涯に立ち上がる直前に、四十日間断食し、聖霊に導かれ、荒れ野で悪魔の誘惑に会われました。最初のアダムはエデンの園、いわば何不自由なく、すべての物が充足している状況下で悪魔の誘惑に敗北しました。しかし、最後のアダムであるイエスは荒れ野で四十日間断食後、試みを受けましたが勝利されました。この二つの物語の結果の相違は何を意味しているのでしょうか(マタイ4章、マルコ1章、ルカ4章と、創世記3章をともにお読みください)。 
私が初めて本書を手にしたのが二十歳半ばでした。それ以来、何度拝読しても古びることなく読むたびに霊感が与えられ新たに目が開かれてまいりました。あれからはや半世紀が過ぎましたが、今日も座右に置き、さらに若い神学生の兄弟姉妹とデスクで学ぶ喜びを経験させていただいております。
第三の力は「継続の力」です。断片的なインパクトは脳裏に印象を与えるかもしれませんが、すぐに忘れてしまうでしょう。現代は情報が洪水のようにあふれてすべてを押し流してしまいます。ですから真に価値ある書物である永遠に変わらない聖書と、その解き明かしをしてくれる信仰の良書を続けて読まなければ、信仰や人格的な力は受肉されないのです。
本書をじっくりと味わい、秋の夜長を過ごされてはいかがでしょうか。あなたの上に神様の祝福をお祈りしつつ。

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Emmanuel

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