~Daily Light~第18回 雨が降ったら

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

石居麻耶 Maya Ishii

 

千葉県出身。アーティスト。画家。イラストレーター。東京藝術大学大学院美術学部デザイン専攻描画造形研究室修了。
大学卒業後の個展やグループ展等の展覧会やホームページ、ブログで発表した作品をきっかけに本の装画、週刊誌、文芸誌、新聞連載のイラストなどの仕事を担当。

 

朝から外は雨降りの日。窓に当たる雨がパラパラと叩く思い出の扉。

昔、「ミシシッピ川を渡る」という文を、ミシシッピ!と音を立てて橋を渡る人のことだと思って読んでいた妹はいつしか大人になり、幼い頃、想像の向こうにあったコーンブレッドを、今の私は作れるようになっています。『トム・ソーヤの冒険』『グリーンマイル』にも登場した、アメリカの家庭の味であるコーンブレッドは、とうもろこしの粉で作った発酵なしのほんのり甘いパン。

【作り方】オーブンを200℃に温めておき、焼き型(21cmパウンド型やスクエア型など)にクッキングシートを敷いておく。粉類(強力粉240cc、コーンミール240cc、砂糖大さじ5、ベーキングパウダー小さじ2、塩小さじ1/2)を合わせてふるう。ふるった粉類をボウルに入れ、中央にくぼみを作り、牛乳240cc、サラダ油60cc、卵1個を入れ、混ぜすぎないよう手早くかき混ぜる。用意した焼き型に生地を流し入れ、オーブンで20~30分ほど焼く。中心に竹串を刺して何もついてこなければ焼き上がり。

焼き上がったコーンブレッドは明るくふんわり黄色く、大きな木の下の日だまりを思わせます。
身体の細胞が入れ替わるように何かを失いながらも、変わらぬ何かによって心は日々形作られている私たち。実のところ心はどんな形をしているのでしょう。

オーブンの中で焼き上がってゆくコーンブレッドを眺めるように、新たな思い出が作られてゆくことも楽しめたらと思います。人は太陽の光を直視することはできないけれど、その光にあたためられたものから喜びもやさしさも知ることができるから。

「主は心の打ち砕かれた者を癒やし/彼らの傷を包まれる。」(詩篇147篇3節 )

The Cross Pendant

He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

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