救いの広さ深さを味わうために

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

聖書を読む会 総主事 島先克臣

 

『旧約聖書ガイドブック
三十九巻それぞれを読むために』

鎌野直人 著
A5判・336頁 定価2,860円(税込)
いのちのことば社

 

本書は旧約聖書の博士号を持つ専門家による旧約聖書の入門書だ。また、神学校と教会で何年も使われてきたテキストを改訂したものなので、専門的でありながら非常に平易である。
どのように用いたらよいのか。たとえばイザヤ書を読もうとするとき、あるいはそこから説教しようとするときには、まず本書の該当部分を読む。すると、その書のアウトラインが示され(a)、次に「内容詳細」(b)が記されていて、大きな助けとなる(イザヤ書と詩篇は特に秀逸)。次の「一つの物語とともに」(c)では、聖書全体の中でこの書がどのような位置を占めているのかが述べられ、最後の「教会とともに」(d)において、新約聖書と教会の歴史の中でこの書がどのように取り扱われてきたかも記されている。
この(c)と(d)は、類書には見られないユニークで大切な特徴であり、評者は注目している。その理由の一つは「はじめに なぜ旧約聖書を学ぶのか」という、瞠目に値する序文にある。著者は、第二テモテ三・一四~一七に言及し、旧約聖書という土台なくして、キリスト者が何者なのか、どのような救いの約束が与えられているか、そして、神がどのような方なのかを知ることはできないと示唆する。旧約聖書の大切さをこれほど短く、かつ力強く訴える文章に評者は今まで触れたことがない。第二は、旧新約聖書全体を一言で要約している第一章「4 旧約聖書の物語」だ。これは旧新約聖書全体を一望できる地図だと言える。しかも心躍る内容なのだ。
そのため、読者には序文と第一章を飛ばすのではなく、十二分に味わってから各書の学びに入っていただきたい。そして(c)と(d)を読んで、聖書全体の中のその書の位置づけを確認していただきたいのだ。
なお、同じ著者による『聖書六十六巻を貫く一つの物語―神の壮大な計画』(いのちのことば社)もお勧めする。この二つの書を通して、読者は主イエスがもたらす救いの深さ広さ、神の救いのご計画の壮大さを味わうことだろう。

The Cross Pendant

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Emmanuel

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