書評Books 毎日の祈りを刷新したい人のために

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

同盟福音基督教会・稲沢キリスト教会 牧師  渡辺睦夫

 

『私たちの主の祈り』
J・I・パッカー 著
伊藤淑美 訳
四六判・定価1,430円(税込)
いのちのことば社

 

本書を見て、自分自身の祈りが、どれくらい「主の祈り」的になっているか、点検してみようとすぐに思いました。あらためて、マタイの福音書の「主の祈り」とパッカー先生の『私たちの主の祈り』を読み始めました。本書は、区分(章)ごとに五~十頁にまとめられ、とても読みやすいです(全体で十六章)。また各区分の最後には、理解を確認したり、深めたりするための有益な質問があります。
教えられたことはたくさんありますが、そのいくつかをお分かちします。
本書は「主の祈り」の単なる解説本ではありません。著者は、御子が教えられた「主の祈り」を真に受け止め、ストレートに語っています。ですから、私たちの習慣的な「主の祈り」を刷新してくれるでしょう。「おうむ返しに繰り返すことを意図しておられたのでしょうか。いいえ」(一八頁)とあるとおりです。また本書は、私たちの毎日の祈りをも点検する機会を与えてくれます。「私たちの祈りはすべて、何らかの形で、『主の祈り』であるべき」(同頁)だからです。
「御国が来ますように」に関して、「『「神の国のために働く私の同労者」(コロサイ4・11)の中に私も入れてください……』と付け加える心構えがなければならない」と述べ、「そうしてから―そうしたときにのみ―、主の祈りが祈れるのです」(六一~六二頁)と断言しています。著者のチャレンジは、「主の祈り」がただものではないことを教えます。
「みこころが……行われますように」に関して、御子のゲツセマネでの祈りに倣って祈ることが求められています。「自分を捨てていないのに、神のみこころを行ってくださいと真剣に求めることはできません」(六六頁)。ここでも、主の祈りがお題目の祈りでは決してないことが明らかにされています。
「主の祈り」の祈り方も含めて、自分自身の祈りを真に点検し、刷新したいと願っておられるすべての皆さん(つまり、すべてのクリスチャン)に本書をお薦めします。

The Cross Pendant

He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

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