クリスチャンが大娼婦によってはなはだしく命を落としてしまうのはどうしてか(5)神の律法違反

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

クリスチャンが大娼婦によってはなはだしく命を落としてしまうのはどうしてか(5)神の律法に対する侮りが原因

 

 

なぜバビロンは神の民の血に酔うことになるのか

大祭司アヒメレクの家族の祭司たちが虐殺されたのは単に彼がダビデを助けたからではなかった  

   なぜ、啓示17章に大いなるバビロンが神の崇拝者の血に酔うという事態が起きるのかということを洞察する上で、ダビデの時代に起きたサウル王による祭司たちの虐殺事件は参考になります。 その時代、ダビデに協力した祭司アヒメレクとその従属の祭司たちとその家族が虐殺されてしまいました。これは、単にアヒメレクがダビデに協力したのが良くなかったということではありません。その当時の祭司たちの神との関係が非常に悪くなっていました。そして、そのような状況はその時代の父祖たちの祭司たちから続いていました。 なぜこのことが起きたのかは、大いなるバビロンの虐殺の原因についての洞察を与えます。 

(1)昔大祭司エリの神の律法をきちんと執行せず神の律法を侮った 

 ダビデの時代にサウル王は大祭司アヒメレクと祭司八十五人を殺しました。また、祭司の都市ノブの家族や家畜を皆殺しにしました。 (サムエル第一22:9-19)これは、必ずしも、ノブに住む大祭司のアヒメレクがダビデを助けたことが単に悪かったというわけではありませんでした。 

 大祭司アヒメレクは、イタマルの家系の祭司エリのひ孫でした。(サムエル第一1:3;14:3;22:9)大祭司エリは、預言者サムエルの時代の大祭司でした。エリはアロンの子イタマルの家系の祭司だったようです。エリの子孫アヒメレクは「イタマルの出」と述べられています。(歴代第一24:3)  エホバ神は祭司エリのご自分に対する不忠実さのために、エリの家系の祭司を裁き、剣によって死ぬことを予告されました。(サムエル第一2:31,33)ですから、ダビデの時代に祭司が虐殺されたのは、彼らの父祖の大祭司が、神の律法を行使する点で生ぬるさがあったため、エホバ神がエリの家系の祭司たちから保護を取り去ったからでした。 

アヒメレクの父祖のエリは神の律法を侮っていた 

エリは息子が神殿で淫行を犯してもそのままにしていた

 

 エリは、息子たちが幕屋の女たちと淫行を犯し、エホバへの捧げ物を不敬な仕方で私用にしましたが、軽く叱責する程度で済ませました。(サムエル第一2:12-17;22)エリは、息子たちを祭司職から免職し、処刑しても当然だったでしょう。モーセの律法では、姦淫を犯す者は男女とも死刑にするべきことが規定されていたからです。(レビ20:10) 

大祭司エリが神の律法を侮ったのでエホバはサムエルを用いてエリの家系の祭司を裁くことを宣言された  

 聖書には、祭司ピネハスが荒野でイスラエル人がモアブの女たちと淫行を犯した時に、そのようにした長を自ら処刑して、エホバ神に是認されたことが記されています。(民数記25:6-13)しかし、エリは昔の祭司ピネハスのような神の律法に対する熱心さを示しませんでした。神の律法をないがしろにする大祭司の怠慢は、エホバにとって重大なことでした。 

(2)エホバ神は大祭司エリの不熱心さのためにエリの祭司の家系の滅びを予告される 

 エホバはサムエルを通して、エリの息子たちが同じ日に死ぬこと、さらにエリの家を裁くことを宣言されました。エホバは、エリの「腕と,あなたの父祖の家の腕とを必ず切り落とす日が来る」と予告されました。(サムエル第一2:31)腕とは預言的に、ある人の親族や関係者です。(ダニエル11:6)ですから、エリの家系の祭司が絶えることが予告されていました。さらに、「あなたの家の大多数の者はみな人々の剣によって死ぬであろう。」とも予告されていました。(サムエル第一2:33) 

エリは神の律法を施行するため毅然として行動しなかった 

エリが神の律法を侮ったのでエリの子孫が剣で死ぬことが預言されていた 

 確かに、エリに対する裁きの言葉は成就しました。フィリスティア人との戦いで、エリの息子、ホフニとピネハスは同じ日に死にました。(サムエル第一4:11)また、その知らせを聞いた日に大祭司エリも死にました。(サムエル第一4:18) 

 大祭司アヒメレクは、大祭司エリのひ孫でした。(サムエル第一1:3;14:3;22:9)大祭司アヒメレクは、ダビデを少し助けました。サウル王はアヒメレクがそのようにしたことを憤って、アヒメレクと他の従属の祭司たちとノブに住んでいた祭司の家族を皆虐殺しました。(サムエル第一22:18-19) 

  しかし、大祭司アヒメレクや祭司たちやその家族に対する虐殺が生じた真の原因は、ダビデを助けたということではなく、その父祖である大祭司エリの神の律法に対する侮りであり、また、その傾向がエリの子孫の大祭司に受け継がれたことでした。 

 なぜなら、「あなたの家の大多数の者はみな人々の剣によって死ぬであろう」というエリに対する裁きの言葉が成就したからです。(サムエル第一2:33)エリの子孫のアヒメレクも、ある程度、霊的なことにうとく、エホバのご意志に鈍感であったことが伺えます。(サムエル第一22:14,15) 

 

 ですから、大祭司エリとその子孫アヒメレクのノブの祭司たちに起きたことを考えると神の僕の側に神の律法を施行する上で、生ぬるさがあると神を崇拝していても、神の保護が失われ、神の僕が敵によって欲しいままに命が奪われるということが起ることが分かります。ですから、大いなるバビロンが神の民の血に酔うという事態が生じるのは、主に神の民の側の神の律法に対する不忠実さに原因があると考えられます。

 

バビロンが神の民の血に酔うのは神の民の側の神の律法に対する違反に主要な原因がある

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