ヨブ39章・神が悟りを分け与えなかっただちょう

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

「神がこれに知恵を忘れさせ, これに悟りを分け与えなかったからだ。」(ヨブ39:17)

ヨブがサタンのもたらした災いを経験した後、ヨブとその三人の友はヨブの経験している災いの原因について論じ合いました。その後、エリフが語り、その後でエホバが語られます。その際、エホバ神は、ヨブが十分知識がないのに語っていたと言われます。そして、エホバは自然界のさまざまな生き物について言及されます。その際に、エホバはだちょうについて語られます。

ダチョウは知られている中で最大の鳥で,立った時の高さが頭頂で2メートルを超え,体重が140キロにもなります。寿命は平均40~50年です。

まず、エホバはだちょうとこうのとりを対比されます。「雌のだちょうの翼は楽しげに羽ばたいたか。あるいは,[それには]こうのとりの羽先と羽毛[があるか]。」(ヨブ39::13)エホバが描写されているように、高い空を飛び,大きな翼を広げて堂々と舞うこうのとりとは全く対照的に,だちょうは空を飛ぶことができません。

だちょうは翼で体重を支えることができず,その平たい胸骨には,飛しょうする鳥が飛行の際に使う筋肉を支える“竜骨”も欠けています。だちょうの羽毛は美しいとはいえ,かぎ状の小さな羽枝もありません。鳥の飛行が可能になるのは,この羽枝がつながり合って,飛行する鳥の羽根に空気抵抗を生じさせるからです。

さらに、エホバはダチョウの習性について次のように言われます。「 これはその卵を地に放置し, 塵の中でそれを暖め, 何かの足がそれを押しつぶすことも,また野の野獣がそれを踏みつけることさえも忘れる。 これはその子らを確かに荒く扱う。自分のものでないかのように― その労は無駄になる。怖れがない[からである]。 」(ヨブ39:14~16)

だちょうは、年間平均40個の卵を産みます。木の頂や建物や高い岩場にしっかりと大きな巣を作るこうのとりとは対照的に,だちょうは巣のためにオスが低い土手で囲った地面にただ浅いくぼみを掘るだけです。確かに、聖書が述べるとおり、だちょうは「卵を地に放置し,塵の中でそれを暖め」(ます)。

雌は地面にそれぞれ重さ1.5キロほどの卵を幾つか産みますが,同じ伴侶に貞節を尽くすことでしられるこうのとりとは異なり、だちょうは多婚性であり,二,三羽の雌により同じ巣穴にかなりの数の卵が産み落とされることもあります。1羽が卵を産んだ巣に他のメスも産卵し、最初に卵を産んだメスが他のメスの卵を保護し抱卵を行います。

また、支配的なメスは数個の巣で産卵し、数頭のオスと交配するかもしれません。もし、巣が過密状態であると、メスはライバルのメスが産んだ卵を取り除くそうです。最初に卵を産んだメス以外のメスは、その子たちをなりゆきにまかせているのですから、だちょうは、「その子らを確かに荒く扱う。自分のものでないかのように」と言えるでしょう。

また、夜間にはオスのだちょうが卵を暖め,日中にはメスが卵を抱きますが,メスは日差しの強い日中にしばらく巣を離れることが知られています。また,だちょうは、オスもメスも,敵を巣から引き離すための陽動作戦を取っているのかもしれませんが、危険を感じるとすぐに巣とひなを見捨てるというのも真実です。この点からもだちょうは、「その子らを確かに荒く扱う。自分のものでないかのように」と言えるでしょう。

どうして、だちょうは自分の子らを手荒に扱うのでしょうか。聖書は、「神がこれに知恵を忘れさせ, これに悟りを分け与えなかったからだ。」と説明しています。(ヨブ39:17)エホバ神はだちょうに卵を守る知恵、本能を与えなかったのです。そのために、だちょうには、自分の子らが危険にさらされることに対する怖れを持っていません。

だちょうが「馬とその乗り手をあざ笑う」とは,どういうことでしょうか。(ヨブ39:18)ワールドブック百科事典(英語)はこう述べています。「ダチョウは飛べないが,地上を走る速さでは知られている。その長い脚は歩幅が15フィート(4.6メートル)もあり,時速40マイル(64キロ)ものスピードで走れる」。まただちょうは最高時速70キロを出すことができるそうです。一方、馬の速さは、普通、時速60Kmであるとされています。それで、だちょうは、騎手を乗せた馬よりも速いと言えるでしょう。

確かに、だちょうに関するエホバ神の描写は正確でした。私たちは、だちょうではありませんから、エホバ神から悟りを分け与えていただけるように、エホバ神に知恵を祈り求めていきましょう。

こうのとり

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