ブック・レビュー ポケット・ディボーション・シリーズ『使徒たちに学ぶ』

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。


間島 直之
日本同盟基督教団 総主事

雄大な「使徒の働き」を著者の懐の深さで説き明かす

 「世界遺産」がブームです。聖書とキリスト教会に縁のあるものも多く、これらを紹介した番組に見入った方も多いことでしょう。その中でも、主イエスや使徒たちがじかに見て、歩き、触れて、語った場所というのは格別です。訪ねることが叶えば良し、しかしそれにもましてすばらしいのは、そこにおいて現された神の御業を現代に生きる私たちもまた味わい体験すること……、つまりは同じ福音に生きることでしょう。

 「ポケット・ディボーション・シリーズ」の新刊は『聖書通読にチャレンジしよう』の著者、下川友也先生の『使徒たちに学ぶ』です。一か月を通して御言葉に養われるというシリーズのコンセプトはそのままに、これは「使徒の働き」を一章ずつ読み進める通読用テキストでもあります。

 「使徒の働き」は、主イエスの大宣教命令を受けた使徒たちが「地の果てまで」の伝道に遣わされるドキュメンタリーです。しかしそれはペテロとパウロの英雄的な活動記録に終わるのではなく、異教徒への福音の弁証、迫害する国家との戦い、「律法と福音」論争、といった今日にまで続く課題と解決への原形を私たちに教えます。そして何よりも、聖霊の力によって前進してゆく宣教と教会の勝利を私たちに確信させてくれます。

 下川先生の講解は、雄大な「使徒の働き」の世界をやさしく、平易な語り口で教えてくれます。ストーリーを追い、学ぶべき要点を示すばかりでなく、事柄への洞察と人物への共感、そして祈りが優しい筆致で綴られます。しかも、舞台正面に登場する主役ばかりでなく、二十九日目のアリスタルコなど「脇役」というべき人々にもスポットをあて、教会の働きの多様さ、ひいては主の業の広さを学ばせてくれるあたり、説教者としてひろく用いられる著者の牧会者としての懐の深さを感じます。

 一か月、本書を片手に「使徒の働き」を通読するなら、使徒たちと同じ福音に生きる使命と幸いを味わえること、請け合いです。

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Emmanuel

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