岸本 みくに
惠泉マリア訪問看護ステーション
コーリー・テン・ブーム(一八九二年―一九八三年)は、オランダで父親とともに時計屋を営む時計師でした。テン・ブーム一家は祖父母の代からユダヤ人を自宅に招き、食事をともにし、その救いのために祈ってきた家族です。第二次世界大戦中にはユダヤ人をかくまい、その救出活動にかかわったために捕らえられ、家族の多くはいのちを失いました。
コーリーは、姉とともに強制収容所に送られ、この世の地獄を体験することになります。姉が亡くなり、彼女は終戦間近に奇蹟的に釈放されますが、その直後に、同年代以上の女性たちすべてが殺害されました。「私は人類がつくり得る最も深い地獄でイエス様の実在を体験した。実際に聖書の約束を試してみた。それらは本当に信頼に足るものだった」と、語っています。
『何という愛』には、主に戦後の三十年にわたる伝道旅行において出会った、苦難の中にある人々とのやりとりが収められています。コーリーは、病院や学校、刑務所、あるいは戦地を訪ねては、死に直面している人、病、憎しみ、過去の罪に苦しんでいる人々に語ります。彼女が語る聖書のことばは単なる知識や概念としてではなく、生活の中の生きた力として迫ってきます。
コーリーは、アフリカのある刑務所で、死刑を宣告された政治犯の青年と出会います。自分を陥れた人たちへの憎しみと怒りに満ちたこの青年に彼女は語りかけます。コーリー自身も一人の男の裏切りによって一家が捕らえられ、牢獄で苦しみを味わったこと。しかし、ローマ人への手紙五章五節「私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです」というみことばによって、自分の力ではなく、神の力によって敵を赦し、憎しみから解放されたこと。そして、まもなく神の前に出なければならない彼のために聖書のことばをもって、敵を赦すようにと迫ります。
彼は後日、妻にあててこのような手紙を書いたそうです。「ぼくをここへ追いやった人たちを愛そう。彼らを赦そう。君にもぼくにもできないことだが、ぼくらの内におられるイエス様がしてくださるから」本著の最後でコーリーはこのように述べています。
「永遠のいのちは、天国に行く時に始まるのではない。あなたがイエス様のもとに行く瞬間に始まる。そこからすべてが始まる」
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『信仰の高嶺をめざして』 322頁 3,255円
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B6判 F・B・マイアー 著 湖浜馨訳
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Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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