書評Books アモス的預言の奨励集

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

宮城学院学院長 嶋田順好


『平和への道―傷ついた葦を折ることなく』
松尾光章 著
B6判 2,000円+税
いのちのことば社
すぐれた奨励集である。ぜひ手にとって一人でも多くの方に読んでいただきたい。何よりも罪と死と滅びに勝利された復活の主の栄光を仰ぎつつ、キリストの贖罪愛に応え、服従せんとする証人としてのキリスト者がここにいる。だからこそ本書は、この時代の根底に巣食う人間の罪をするどく剔抉し、悔い改めを迫るアモス的預言の奨励集となっている。
いつの間にか言論の質は地に堕ち、侵略と敗戦の歴史を忘却の彼方に押しやらんとする言説が満ちる時代となってしまった。その時代のただなかで「過去に目を閉ざす」ことなく、常に御言葉によって刷新されつつ、「平和への道」を希求せんと願う著者の一貫した姿勢に胸を打たれる。
著者は一九六五年四月から二〇〇三年三月までの三十八年間、宮城学院中学校高等学校の理科(中学)、化学(高校)の教師、教頭をされた信徒である。本書の構成は以下のとおり。序章には同窓会ホームカミングデーでの奨励「わたしたちの使命」、第一章には始業礼拝で生徒たちに向けて語った五十編、第三章には著者が所属する教会・伝道所での奨励五編、第四章には朝日新聞「声」欄に掲載された投書十三編、そして終章にはこれも「声」欄に掲載された「剣を取る者は皆、剣で滅びる」が収められている。
学校礼拝の時間は十五分しかなく、実質の奨励時間は八分前後となる。短時間なのでテキストの丁寧な講解をする余裕はなくなり、どうしても主題的な奨励とならざるを得ない。実はそこに御言葉から離れる誘惑と罠がある。主題的であっても、あくまで求められることは、独りよがりの人間的な奨励ではなく、御言葉に即した奨励をすることにほかならない。その点においても、本書は優れた奨励集となっている。聖書理解とその背景に関する知識の的確さはもとより、化学の教師とはいえ、人文・社会科学に関わる広く深い教養に裏付けられた適切な例話の数々に圧倒され、瞠目させられる。
ことに奨励の課題を抱えて途方に暮れているキリスト教学校教師の皆さんには、良き模範となる奨励集といえよう。

The Cross Pendant

He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

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