泣き笑いエッセイ コッチュだね!第11回 小躍りしちゃいました!

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

#更年期 #うつ #親の介護 #教会のピンチ #牧師の孤独 #みことばの黙想 #おひとりさま #トンネルを抜ける #オトナの坂道 

朴栄子 著

 

子どものころに見た、懐かしの『大草原の小さな家』。日曜日の昼食後、デザートとともにオモニと二人で楽しんでいます。お気に入りの一話があります。

丘の上の「お化け屋敷」と呼ばれる荒れ果てた家に、主人公ローラが悪ふざけで一人入っていくことに。そこには、亡き妻の帰りを待ち続けながら、孤独にひきこもる老人が住んでいました。ローラは見つかって大目玉を喰らいますが、好奇心がやがてあわれみとなって関わるうち、ふたりは友だちになります。しばらくして、その妻が病死したことを知ったローラが現実を告げると、激しく拒絶されます。そして、なすすべもなく、そっと庭に聖書を置いて去ります。しかし、その聖書は開かれたのです。翌日、訪ねて来たローラに、妻が天国へ行ったと信じたいから助けて、と老人が懇願するラストシーンには、胸が熱くなります。

自分の力はたかが知れていて、努力しても何も変わらないように思えることがあります。それでも、その時の自分にできる精一杯のことをすればよい、神さまは見ていてくださるのだ、とこのごろ思います。

 

早いもので、一月号から始まったこの連載も十一回目となりました。第一回目に記しましたが、昨年三月末の同窓会がきっかけでした。それから二か月後の五月、わたしは「うつぬけ」してエネルギッシュになりました。そんなときにいただいた連載の話です。すごいタイミングというか、これも神さまの配剤だと言うしかありません。

三年間、毎朝配信しているメルマガも、お誘いをいただいたときには、ひと月悩みました。自分のためやったほうがいいのはわかっていますが、自信がありませんでした。それでもええい、と決断して踏み出してみたら、楽しいこと、楽しいこと。

この連載も同じです。オモニを寝かしつけてから、徹夜に近くなることもあります。それでも、書いているとワクワク! 掲載紙が届いて、反応があるとさらにウキウキ! 編集部に来たアンケートやメールを転送してもらったり、知人からじかに「いいじゃない!」と声をかけてもらったりしました。

ある方は勇気を振り絞って、日曜日の午後、電話をかけて来られました。びっくりしましたが、うれしい反応でした。それから、定期的に一緒にお祈りをさせていただいています。

こちらに直接、メールや手紙も届きました。とても流麗な文字の分厚い封書が一通。なんとなんと、受刑者からのお便りで、毎月楽しみにしているとのことでした。聖書について、もっと学びたいのだと書かれていました。

ちょうどその日、ちょっと落ち込むようなことがあったばかりでしたので、小躍りして喜びました。 神さまは、なんて粋なことをなさるのでしょうか。

落ち込んでいたころ、今まで何をしてきたのだろうと申し訳ない気持ちで、何か小さなことでもしたいと思いました。でも恥ずかしいことに、伝道するといっても、何をすればいいのかわかりません。

路傍伝道、駅前トラクト配布、できません。人に会いたくないですから。ポスティング、できません。気力ゼロですから。イベントの企画と開催、もちろんできません。

せめてもの言い訳のように、早朝に教会の近くをちょこっとゴミ拾いをしました。神さま、傲慢なわたしを赦してください。何もできなくてゴメンなさい。どうか助けてください、そう祈りながら。

しばらくして、ひとりの友人がハングル教室を、もうひとりがカフェを、手伝うから一緒にやろうと声をかけてくれました。「やってみれば?」じゃなく「やろうよ!」なんです。なんてすばらしい友でしょう。

これらを通じて、近隣の方が気軽に出入りするようになりました。小躍りしたもう一つのことは、ハングル教室がきっかけで、先日、一人の女性が洗礼を受けられたことです。ハレルヤ、ハレルヤ! ああ、なんてなんて幸せなのでしょう。神さまのなさることは不思議です。

わたしが人を励ますことができるなんて。人に喜ばれるなんて! わたしではなく、わたしを変えてくださった神さまの、計り知れない贈り物のなせるわざです。

いまでも、ゴミ拾いはときどきしています。以前は帽子をかぶって、人に会わないようにこっそりと。いまは鼻歌を歌いつつ、朝の美味しい空気を味わいながら。

「そのご計画は大きく、みわざには力があります。御目は人の子らのすべての行いに開いていて、それぞれにその生き方にしたがい、行いの結ぶ実にしたがって報いをされます」(エレミヤ32・19)

在日大韓基督教会・豊中第一復興教会担任牧師。1964年長崎市生まれの在日コリアン3世。
大学卒業後、キリスト教雑誌の編集に携わる。神学修士課程を修了後、2006年より現職。

※朴栄子さんのみことばメルマガ「まな」が教会HPから無料購読できます!
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