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- 奥義
旧約時代には隠されていたが、新約時代になって初めて啓示された真理のこと。原語のギリシア語は「ムステリオン」。
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- モーセ契約
モーセ契約は、条件付の契約です。その特徴は、「もしあなたがたが○○を守るなら、わたしは○○をしよう。」というものです。従順に対する三つの祝福が約束されています(申命記28〜30章参照)。 (1)物質的な祝福の約束(4〜5節)。これは、季節に従って雨を与えるという約束に集約されます。カナンの地の農業は、降雨量に大きく左右されるものです。主は従順な民に豊かな雨を約束されました。その結果、民は豊かな収穫を得るようになります。民の霊的な状態が天候に影響を与えるという真理が、ここにあります。 (2)平和の約束(6〜10節)。次に、約束の地における「平和な生活」が約束されました。その地では、「悪い獣」も、他国からの侵略者もいなくなります。イスラエルの民は、「敵を追いかけ,彼らは‥‥剣によって倒れる」よう
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- 罪のためのいけにえ
「罪のためのいけにえ」は、「あやまって罪を犯した」場合、つまり、無知や不注意から罪を犯した場合にささげる物です(民数記15:22〜31参照)。 「罪のためのいけにえ」の規定は、だれが罪を犯したかによって、四つに区分されて語られています。(1)油注がれた祭司、つまり、大祭司の場合(レビ記4:2〜12)。(2)イスラエルの全会衆の場合(レビ記4:13〜21)。(3)上に立つ者の場合(レビ記4:22〜26)。(4)一般の人の場合(レビ記4:27〜35)。このいけにえは、イエス・キリストを示す型となっています。究極的な罪の贖いは、十字架上で、キリストによって達成されました。出典:クレイ聖書解説コレクション「レビ記」
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- 主の日
(1)預言的には、ごく近い将来に起こる裁きの日を指す場合があります。オバデヤ書15〜16節にある「エドムの滅亡」の預言がそうです。(2)一般的には終末論的に考え、主が来られる「世の終わりの日」と解釈します。(3)旧約聖書では、それは神が罪を裁かれる日、人類にとっては耐えがたき日、として描かれています(エレミヤ書46:10、エゼキエル書7:19等参照)。(4)新約聖書では、それは二つの意味で描かれています。不信者にとっては、神の怒りと裁きが下る恐ろしい日です(マタイ10:15、ローマ2:5、16、Ⅱペテロ3:7等参照)。信者にとっては、それは喜びと勝利の日となります。その日は、復活の日(ヨハネ6:39)、救いの完成の日(ピリピ1:6、10〜11)です。出典:クレイ聖書解説コレクション「テモテへ
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- なだめの供え物
ギリシア語で「ヒラステイリオン」。なだめ、和解、贖いなどの意味がある。この言葉は、①「なだめの供え物」(新改訳)、②「あがないの供え物」(口語訳)、③「罪を償う供え物」(新共同訳)などと訳されている。④英語では「propitiation」と言う。(1)神は罪に対して怒っておられます。そして、神の怒りは、神の愛の一部です。裁きを免れるためには、罪に対する神の怒りを静める必要があります。そのために必要なのが、「なだめの供え物」です。(2)ヒラステイリオンは、幕屋の至聖所に安置された契約の箱の蓋、「贖罪蓋」とも訳されています(ヘブル9:5)。(3)神はイエス・キリストを全ての人のための「なだめの供え物」として遣わされました(1ヨハネ4:10)。(4)幕屋や神殿で捧げられていた「なだめの供え物」はそ
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- プリムの祭り
プリムの祭りは、ユダヤ人がペルシャの高官ハマンの策略から救われ、絶滅の危機を逃れた故事を記念する祭りです(エステル記9:20〜28参照)。「プリム」の語源はペルシヤ語で「くじ」を意味するプルからきたものです。ハマンがユダヤ人を根絶やしにする月を決めるために投げた「くじ」にちなむ名です。この祭りは、ユダヤ暦アダルの月の14日と15日に行なわれるものです。アダルの月は、太陽暦の3月頃に当たります。この月の13日には断食をし、その夜(14日が始まっている)に会堂に集まって集会を開きます。その集会では、当然エステル記が朗読されます。朗読の中でハマンの名が出てくると、その都度会衆は非難の叫び声を上げます。また、ハマンの息子たちが同時に殺されたことを示すために、彼らの名は一息で読むことになっています。こ
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- テトス
テトスは、使徒パウロの同労者(コリント8:23)です。使徒の働きには彼の名前が出てきませんので、その人物像と働きに関しては、パウロの四つの手紙(コリント、ガラテヤ、テモテ、テトス)から推察するしかありません。(1)彼はギリシヤ人(ガラテヤ2:3)で、パウロによって信仰に導かれた人物です(テトス1:4)。(2)彼は、パウロとバルナバに伴ってエルサレムを訪問しています。その時、彼に割礼を施そうという動きがありましたが、異邦人である彼が割礼を強制されることはありませんでした。この事実は、パウロにとっては、ユダヤ主義者を論駁(ろんばく)する強力な証拠となりました。テトスは、「信仰義認」を体現した生き証人となったのです(ガラテヤ2:16、5:6参照)。(3)パウロは、問題のあったコリント教会に手紙を書
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- レムナント
「レムナント(イスラエルの残れる者たち)」とは、イスラエル民族全体の中にあって真の信仰を持っていた少数の人たちのことです。「真のイスラエル」、「霊的イスラエル」とも呼ばれます。今日のレムナントはメシアニック・ジューたちです。今もレムナントは少数です。
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- 宥めの日
ヘブル語ではヨム・キプールと呼ばれ、イスラエルの秋の例祭の第二番目に当たります(例祭全体の第六番目に当たります)。(1)第7の月(ティシュリ)の10日が、宥めの日(以前は「贖罪の日」と訳されていました。)に当たります。(2)この日には、レビ記16章、23章に書かれてあった捧げ物にさらにプラスして、雄牛1頭、雄羊1頭、1歳の子羊7頭が捧げられました。(3)この日は、第7の日でなくても、安息日と同様の扱いを受けています。つまり、いっさいの仕事が禁止されたということです。(4)宥めの日の捧げ物は、個人の罪というよりは、イスラエルの民全体の罪を贖うためのものでした。宥めの日の儀式は、毎年イスラエルの民を清め、また幕屋を清めました。これを通して、イスラエルの民は、自分たちが聖なる神と特別な契約関係にあ
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- 洗礼
「バプテスマ」の項をご覧ください。■洗礼とバプテスマに関連する記事はこちら#23 洗礼とは何ですか?洗礼を受けないと救われないの?(3分でわかる!聖書)洗礼を受けなければクリスチャンではないのでしょうか。
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- ハデス
ハデスとは、旧約聖書の「よみ(陰府)」(ヘブル語のシェオール)と同じで、死者のたましいがとどまるところです。旧約時代、この場所は二つの領域に分かれており、その間を行き来することは不可能でした(ルカ16:19〜31参照)。義人のたましいが行く領域は、苦しみのない場所で、「アブラハムのふところ」、「パラダイス」(ルカ23:43)などと呼ばれています。罪人のたましいが行く領域は、苦しみの場所で、私たちが一般的に「地獄」と呼んでいるのは、ここのことです。出典:クレイ聖書解説コレクション「ヨハネの黙示録」
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- 霊感
「神の霊感による」と訳されている言葉は、ギリシア語で「セオプニューストス」です。「神の息が吹き込まれている」という意味です。この言葉は、書かれた結果が間違いのないものであることを保証しています。霊感に関しては、以下の点を理解しておきましょう。(1)聖書には、二重著者という概念があります。神が第一次的な著者であり、人が第二次的な著者です。(2)神は、著者の特徴、経験、文学形式などを用いて御心を啓示されました。それゆえ、聖書には多様性と統一性があります。それが「御筆先」と根本的に異なる点です。(3)誤った霊感説がいくつかあります。「機械的(口述筆記的)霊感説」では、神は著者の執筆活動を完全に支配し導いた、とされます。「概念の霊感説」では、概念は霊感を受けているが、すべての言葉が霊感されているわけ
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- 贖い
「贖い」ということばには、買い取る、身の代金を払って身受けするという意味があります。それが転じて、このことばは、束縛や捕われの状態からの解放を意味するようになりました。クリスチャンは、イエスの十字架によって、(1)律法から贖われ、また、(2)罪からも贖われました。これは、現実にクリスチャンに与えられている祝福です。しかし、その贖いの完成は、イエスの再臨を待たねばなりません。出典:クレイ聖書解説コレクション「ルカの福音書」
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- キリスト者
ギリシヤ語の「キリスト者(クリスティアノス)」ということばは、信者が進んで用いたものではなく、不信者たちが信者のことを悪く言うために用い始めたもので、「キリストに付く者」、「キリスト党の党員」という意味でした。当時キリストを信じる信者たちは自分のことを、「弟子」、「聖徒」、「この道の者」などと呼んでいました。出典:クレイ聖書解説コレクション「ペテロの手紙第一・第二、ユダの手紙」
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- 異言
学んだことのない言葉で神に語る能力のこと。またはその言葉。
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- メシアニック・ジュー
イエスを信じるユダヤ人のこと。メシアニック・ジューは、現代のレムナント(イスラエルの残れる者)です。
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- 按手
按手とは、「手を置くこと」です。これは、神からの霊的祝福を伝達するための、象徴的行為です。聖書の中には、按手の祈りの例がたくさん出てきます。1.旧約聖書(1)ヤコブは、ヨセフの子供たちを祝福する際、彼らの頭の上に手を置いて祝福のことばを述べています(創世記48:14)。(2)贖罪の日に、祭司アロンは生きているヤギの頭に両手を置いて祈りました。この行為は、イスラエルの民の罪がヤギに移されたことを象徴的に表わしたものです。その後、そのヤギは荒野に放たれました(レビ記16:21)。(3)レビ人や祭司の相続や任職のためにも、按手が行なわれています(民数記8:10)。(4)モーセはヨシュアの上に手を置いて、彼を後継者に任命しています(民数記27:23)。2.新約聖書(1)キリストは、病人に按手して癒や
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- 反キリスト
反キリストとは、キリスト(メシア)とは正反対の人格を持ち、正反対の行為をする人のことです。(1)使徒ヨハネは、その書簡の中で、「反キリスト(アンティクリストス)」という用語を使用しています。ヨハネは、反キリストとは「イエスがキリスト(メシア)であることを否定する者」、「御父と御子を否認する者」(ヨハネ2:22)、「イエスを告白しない者」、「キリストの受肉を否定する者」(ヨハネ4:3)と教えています。(2)反キリストの出現は、「終わりの時のしるし」でもあります(ヨハネ2:18)。(3)イエス御自身もまた、反キリストの出現を、「世の終わりの前兆」の一つとして挙げています(マタイ24:5〜27)。(4)パウロは、テサロニケ人への手紙第二の中で、「不法の人」に言及しています(2:3)。パウロが言う「
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- 救いの3要素
キリストを信じた人には、次の3つの救いのステップが保証されています。(1)義認(過去形の救い)。これは、信じた瞬間に与えられる祝福です。義認を受けたということは、善良な人間になったということではありません。義認とは、法廷用語です。父なる神との関係が変化した、父なる神と和解させられた、というのがその意味です。(2)聖化(現在進行形の救い)。これは、救いの完成に向かうプロセスです。クリスチャンはみな、この過程を歩んでいます。クリスチャンは、時とともにキリストに似た者に変えられて行きます。(3)栄化(未来形の救い)。これは、救いが完成した状態を言います。私たちはやがて栄光の姿に変えられます。出典:クレイ聖書解説コレクション「ローマ人への手紙」
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- 義認
「義である」という宣言を受けること。聖書が教える「救いの3要素」の一つ。(1)義認とは過去形の救いです。イエス・キリストを救い主と信じた瞬間に、人は義とされます(義認の祝福を受けます)。新生した信者は全員、この救いにあずかっています。(2)「義認」とは、私たちの本質が「義」となるということではありません。これは、私たちが「義である」との宣言を受けることです。(3)「義認」とは、法律用語(法廷用語)です。つまり、神が私たちを「義である」と宣言してくださることです。そういう意味で、これは「転嫁された義」です。イエスの義が信じる者の上に転嫁されるのです。英語で「imputed righteousness」と言います。出典:クレイ聖書解説コレクション「ローマ人への手紙」
- 1Isaac, Testament Of [I] Bible Dictionaries
- 2Addict [I] Bible Dictionaries
- 3Ir-Nahash [I,N] Bible Dictionaries
- 4Hor [E,H,N,B] Bible Dictionaries
- 5śereṭ - King James Version
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- 8yᵊqûṯî'ēl - King James Version
- 9Aram-Zobah [E,I] Bible Dictionaries
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- The Cross Pendant
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......