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- エポデ
大祭司の青服の上に着用するチョッキのようなもの。出典:クレイ聖書解説コレクション「レビ記」
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- カインのしるし
ユダヤ教のラビたちは、「カインのしるし」として以下の5つの可能性をあげています。(1)カインという名前の中の1文字(2)カインという名前の4文字すべて(3)ツァラアト(皮膚病)(4)人を追い払うための番犬(5)額から生え出た1本の角。誰かが襲って来たなら、これで戦う。 聖書にはその「しるし」がなんであるか明記されていません。ただし、「しるし」というのは目に見える何かですから、「カインのしるし」は、それを見た人がカインであることを認識できた何かです。出典:クレイ聖書解説コレクション「創世記」
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- 初穂の祭り
この祭りは、四つある春の例祭の第三番目のもので、過越の祭りの後に来る最初の安息日の翌日(今で言う日曜日)に祝われました(レビ記23:10〜11)。(1)この祭りでは、イスラエル人たちは収穫の初穂の束を祭司のところに持って来て、祭司はそれを主に向かって揺り動かしました。ここで言う「収穫の初穂」とは、大麦の初穂のことです。大麦は、小麦よりも先に収穫されました。(2)初穂の祭りは、キリストの復活を予表しています。キリストは過越の祭りの時に十字架につけられ、3日目、つまり週の初めの日(日曜日)に甦りました。これによって、初穂の祭りが成就したのです。出典:クレイ聖書解説コレクション「コリント人への手紙第一・第二」
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- ベツレヘム
ベツレヘムはメシア誕生の地です。(1)ベツレヘムという町は、カナンの地に2つありました。1つは、ゼブルン族の領地にあったベツレヘム(ヨシュア19:15)です。ナザレの北西11キロに位置し、町とは呼べないような小さな村でした。ここからは、ユダヤ人の会堂の廃墟が発掘されています。(2)もう1つは、ユダ族の領地にあったベツレヘムです。これは、エルサレムの南約8キロ、いわゆるユダの山地に位置する町です。(3)ミカは、ユダの山地のベツレヘムを指すために、「ベツレヘム・エフラテ」(ミカ5:2)という言葉を使用しています。この言葉は、旧約聖書に何度も出てきます。「こうしてラケルは死んだ。彼女はエフラテ、今日のベツレヘムへの道に葬られた」(創35:19)「私のことを言えば、私がパダンから帰って来たとき、その
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- ヤッド・バシェム
エルサレムには、「ヤッド・バシェム」と呼ばれるホロコースト記念館があります。第二次世界大戦中に、ナチスドイツによって、約600万人のヨーロッパのユダヤ人が虐殺されました。これは、ユダヤ民族の歴史だけでなく、人類の歴史の中でも最大の悲劇です。イスラエル政府は、この悲惨な出来事とその悲劇の中でも発揮された英雄的な行為を、歴史の教訓として将来の世代に伝えるために、ヤッド・バシェムを建設しました。意外に知られていないのが、「ヤッド・バシェム」という名の由来です。これは、イザヤ書56章5節から取られています。「・・・わたしの家、わたしの城壁のうちで、息子、娘たちにもまさる分け前と名を与え、絶えることのない永遠の名を与える。」「分け前(あるいは手とも訳せる)と名」ということばは、ヘブル語では、「ヤッド・
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- 西壁
ユダヤ教の聖地。「嘆きの壁」としても知られています。(1)西壁とは、ヘロデ大王(前37〜前4)が増改築を行なったヘロデの神殿の西側擁壁の一部です。(2)西壁と呼ばれている部分は、長さ約50メートル、高さ約20メートル(地上に出ている部分)です。全部で、43段の石が積まれて残っています。そのうち上部17段は後代のものですが、下部26段はヘロデ時代のものです。一つの石が、長さ4〜5メートル、高さ1メートルもあります。また、デザイン的にも、ヘロデ時代特有の縁どりが施されています。地下には、15段の石が埋没しています。(3)バルコクバの反乱(132〜135年)が鎮圧されて以降、ユダヤ人はエルサレムに立ち入ることを禁止されました。(4)4世紀になって、彼らは年1回、神殿が破壊された日(アブの月9日)に
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- 方舟
「箱舟」の項をご覧ください。
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- ヨベルの年
ヨベルの年とは、7年ごとに土地を休ませる安息年が7回巡った次の年、つまり第50年目の年を指します。安息年が7回巡ってくると、第49年目となります。その年の第7月の10日(つまり、贖罪の日)に角笛を鳴り響かせ、ヨベルの年の到来を告げます。ヨベルとは、「雄羊の角」(ヨシュア記6:4)という意味です。翌年の第50年目が聖なる「ヨベルの年」となります。(1)畑の休耕第50年目の休耕を実施すると、49年目に続いて2年連続の休耕となります。従って、ヨベルの年の規定を実行するには、大変な信仰が必要となります。神は、イスラエルの民に、第6年目に3年分の収穫を生じさせると約束されました(レビ記25:21〜22)。(2)売却されていた土地の返還聖書には、土地は神に属するものであり、人はそれを預託されているにすぎ
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- いのちの冠
この冠は、王なるキリストがかぶる王冠とは異なります。これは、患難に勝利した者に与えられる冠です。(1)ヨハネの黙示録2:10では、「いのちの冠」は殉教者に与えられています。しかし、この冠は殉教者以外にも与えられるものです。患難という試練に耐え抜いた者には、この冠を受ける資格があります。(2)この冠は、千年王国において私たちがどのような場所と立場でキリストに仕える者となるかを決めるものです。出典:クレイ聖書解説コレクション「ヤコブの手紙」
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- 聖徒
イエスを信じ、新生体験をした人はすべて聖徒です。(1)原語のギリシャ語では「ハギオス」。選び分けられた、神のご用のために選ばれた人という意味。(2)聖徒とは、自己鍛錬によって聖なる領域に到達した人のことではありません。(3)聖徒とは、神に対して忠実に生きようとする人のことでもあります。出典:クレイ聖書解説コレクション「エペソ人への手紙」
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- 安息日
安息日は、毎週7日目にやって来る「全き休みの日」。金曜日の日没から土曜日の日没まで続きます。この日、イスラエル人たちはどこに住んでいてもその場所で、すべての労働を休みました。(1)安息日はシナイ契約のしるしです。(2)イスラエル人たちは、この安息日を重視するあまり、結果として、律法主義を招いてしまいました。(3)ユダヤ教のラビたちは今日でも、聖書の中で最も重要な祭りは、安息日であると教えています。
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- ポンテオ・ピラト
ローマ帝国が、紀元26〜36年まで、パレスチナに駐在させていた5代目の行政長官で、総督とも呼ばれました。ピラトに関しては、言い伝えや伝説が多く、その生い立ちや晩年については、あまり知られていません。しかし彼は、不思議な歴史の巡り合わせで、使徒信条の中にその名をとどめることになりました。皇帝ティベリウスは、ピラトのすぐれた政治的手腕を買って、彼を問題の多いユダヤ人支配という重責に就けます。当時、パレスチナを支配することは大変困難な仕事でした。そのため、パレスチナ(ユダヤ、サマリヤ、イドマヤ)の総督は、皇帝直属の立場に置かれ、すべての法的権限を行使することができました。ほとんどの総督たちが、パレスチナ駐在を嫌がりましたが、ピラトの場合は、ユダヤ人たちを痛めつけることで、ストレスを発散させていたよ
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- 律法学者
律法学者(律法の専門家)とは、旧約聖書の律法の学びに専念する学者のこと。多くの律法学者がパリサイ派に属していました。
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- アナテマ
ギリシャ語の「アナテマ」は、ヘブル語の「ハラム」という概念から出たものです。「アナテマ」が使われている聖書箇所にはガラテヤ1:8(「のろわれるべき」等と訳されている)などがあります。「ハラム」とは、神の裁きに定められているもの、人が触れてはならないもののことです。旧約聖書のヨシュア記では、エリコの町とその中のすべてのものを聖絶するようにとの命令が下っています(6:17)が、その「聖絶」という概念が「ハラム」です(アカンは聖絶のものに触れたために、裁きにあっています)。出典:クレイ聖書解説コレクション「ガラテヤ人への手紙」
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- 聖化
日々清くされ、キリストの姿に似た存在になっていくこと。聖書が教える「救いの3要素」の一つ。(1)聖化とは現在進行形の救いです。これは、信者が完成に向かうプロセスです。クリスチャンは、時とともにキリストに似た者に変えられて行きます。義認の祝福を受けた者は例外なしに、この過程を歩み始めます。(2)聖化が可能な理由は「キリストとの一体化」にあります。(3)人間的な努力では聖化は不可能です。聖化は聖霊によって可能になります。聖化には「恵み」が必要です。出典:クレイ聖書解説コレクション「ローマ人への手紙」
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- アザゼル
「アザゼル」という言葉は、レビ記16章に3回出てくるだけで、その意味は明確ではありません(4種類の解釈が可能)。いずれにしても、基本的な意味は、「解き放つ」ということです。民数記で、アロンは2頭の山羊のためにくじを引きます。そのくじによって、1頭は主のため、もう1頭は「アザゼル」のためと決めます。(1)主のために当った1頭の山羊は、「罪のためのいけにえ」としてささげられます。(2)「アザゼル」のためとされたもう1頭の山羊は、後に荒野に放たれます。2頭の山羊は、イエス・キリストを予表しています。私たちの罪はキリストの十字架によって贖われ、私たちは罪ののろいから解放されました。出典:クレイ聖書解説コレクション「レビ記」
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- 異邦人
聖書で「異邦人」というのは、不信者のことではありません。文字どおり、異邦人とはユダヤ人にとっての異国の人、つまり非ユダヤ人のことです。
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- 隔ての壁
イエスの時代、エルサレムの神殿を訪問した異邦人たちは、いくら信仰的であっても、異邦人の庭と呼ばれた神殿の外庭までしか入れませんでした。そこには高さ約1.2メートルの木製の柵が置かれており、「これより中に入る異邦人は、死刑に処す」と記されていたのです。これが「隔ての壁」(あるいは、隔ての中垣)と呼ばれるものです。(1)この壁は、異邦人がイスラエル人に与えられた霊的祝福から切り離されていたことを象徴しています。(2)この隔ての壁は、イスラエル人と異邦人の間にあった「敵意」でもあります。その実態は、モーセの律法に基づくさまざまな戒めです。(3)しかし神は、キリストの十字架によって、モーセ律法の要求をすべて満たし、この「隔ての壁」を打ちこわされました。出典:クレイ聖書解説コレクション「エペソ人への手
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- ミルトス
てんにんか科に属する植物です。ヘブル語では「ハダス」と言います。ミルトスは、パレスチナ地方の川辺によく見られる常緑の灌木で、高さは数メートルに及びます。また、葉や花が、芳香を放つことでも有名です。たくさんの黄色い雄しべが目立つ花をつけた後、青黒色の果実を結びます。この果実には、鎮痛効果があります。その芳香性や鎮痛効果のために、ミルトスは「祝いの木」として、祭りやめでたい行事の際の装飾品として用いられます。(1)エルサレム近郊の山野にも見られたようで、仮庵の祭には、小屋造りにこの枝が用いられました(ネヘミヤ記8:15)。(2)イザヤ書55:13には、「いばらの代わりにもみの木が生え、おどろの代わりにミルトスが生える。」という表現があります。これは、バビロン捕囚からの解放を指すと同時に、終末的な
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- 置換神学
旧約のイスラエルは見捨てられ、教会が霊的なイスラエルとなったというのが置換神学の立場です。つまり、聖書の人類救済史上のイスラエルの役割は、キリストが世に来られることで終わった。イスラエル民族はキリストを拒否したので、今やのろいの下にある。キリストを信じる異邦人教会こそが、真の神の民、霊的イスラエルであるというのです。イスラエル民族が異邦人教会に置きかえられたため、置換神学という名がつけられました。英語では、「Replacement Theology」と言います。この立場は、最近主張され始めたものではなく、教会史の中では、教会教父時代にその源を発し、ルターや他の宗教改革者たちによっても受け入れられてきたものです。また特定の民族を選民と考えることに対してある種の抵抗感がある現代人にとっては、比較
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- The Cross Pendant
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......