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- ヴィア・ドロローサ
「ヴィア・ドロローサ(Via Dolorosa)」は、イエスが十字架にかけられたカルバリの丘まで続く約700メートルの道のこと。ラテン語で「苦しみの道」の意味。
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- 原罪
「原罪」とは、罪の性質のことです。私たちが個人的罪を犯すのは、内に「罪の性質(原罪)」があるからです。(1)アダム以降の全人類が「罪の性質」を持っています。これは、アダムとエバから引き継がれた罪、すべての個人的罪の原因になっている罪です。(2)原罪は、最初に創造された時点での人の必然的な性質ではありません。イエスは、原罪を持たず、個人的罪とも無関係でした。(3)各人がアダムから直接原罪を受け継ぐわけではありません。両親が仲介役となって、原罪が継承されて行くのです(詩51:5、エペ2:3参照)。出典:クレイ聖書解説コレクション「ローマ人への手紙」
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- 最後のアダム
三位一体の神の第二位格である方、つまり、「神の子」と呼ばれる方が、人類を救うために人間の姿を取って 来てくださった。イエスは、聖霊の力によって乙女マリアから誕生された。その結果、イエスは罪のない人間性を持つことが可能になった。つまりイエスは、罪を犯す前のアダムと同じような人間性をお持ちになったのである。それゆえイエスは、「最後のアダム」とも呼ばれる。引用:月刊「ハーベスト・タイム」紙Vol.377 2017年9月号
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- ベルゼブル論争
パリサイ人たちは、イエスによる悪霊の追い出しを、ベルゼブル(サタン)の力によるものと解釈しました。これは、イエスに対する最大の侮辱であり、冒涜でした。パリサイ人は、そのことをもってイエスのメシア性を拒否しました。この時のイエスとパリサイ人との論争を「ベルゼブル論争」と言います。出典:クレイ聖書解説コレクション「マタイの福音書」
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- メリバ
メリバとは、「争い」という意味です。(1)メリバは、別名マサとも言われます。そこは、イスラエル人がモーセに水を求めて不平を言い、争った場所です。シナイ山のレフィディムの近くであることは確かですが、正確な位置は不明です。モーセは民の要求に応えて、岩を打って民に水を与えました(出エジプト記17:1〜7、申命記6:16参照)。(2)もう一つのメリバは、カデシュ・バルネア付近にあります。そこは、再びイスラエルの民がモーセに水を求めて争った場所です(民数記20:13以下参照)。この時、モーセは衝動的に岩を打ったために神の怒りを買い、約束の地に入ることを許されなくなりました。(3)これら二つの出来事は、イスラエルの民への教訓としてたびたび回顧され、覚えられました。詩篇はこの事件を3度にわたって取り上げて
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- ハルマゲドン
大患難時代に、反キリストの軍隊がユダヤ人たちを抹殺するために集結すると言われている場所。(1)ヘブル語でハルマゲドンというのは、「メギドの山(丘)」という意味です。ここは現在「テル・メギド」という名で知られている小高い遺跡となっています。(2)メギドは古代から交通と防衛の要衝の地です。テル・メギドに立てば、眼下にイズレエルの平野(谷)が広がっているのが見えます。反キリストの軍隊が集結する場所は、実際にはメギドの山ではなくイズレエルの平野です。出典:クレイ聖書解説コレクション「ヨハネの黙示録」
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- 神のかたち
「かたち」はヘブル語で「ツェレム」です。その意味は、偶像、彫像、似姿(幻で見る形)、などです。「神のかたち」には外面的なものと内面的なものとがあります。(1)外面的な性質をあげると、以下のようになります。人間は言葉を使用します。顔に表情があります。恥を感じることができます(顔が赤くなります)。自然界を支配する能力があります。(2)内面的な性質としては、以下のようなものがあります。知性、感情、意志、そして、霊性です。出典:クレイ聖書解説コレクション「創世記」
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- 再臨
イエス・キリストが王として地上に戻って来られること。(1)その目的は、反キリストに勝利し、悪を滅ぼし、地上に千年王国(メシア的王国)を確立するためです。この時、信者は主とともに地上に戻って来ます(黙示録19:14)。(2)「再臨」に言及している聖書箇所は、ヨハネの黙示録19:11〜16です。(3)「再臨」は患難時代(黙示録6〜19章)の後に、「携挙」はその前に起こります(Ⅰテサロニケ5:9、黙示録3:10)。出典:クレイ聖書解説コレクション「マタイの福音書」
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- 恵み
「恵み」とは、値なしに受ける愛なる神からの祝福のこと。
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- 携挙
携挙とは、いわゆる空中再臨のことで、信者がそのまま天に挙げられることを指します。(1)これが起こると、クリスチャンたちはすべて天に挙げられ、地上には未信者だけが残されます。(2)「携挙」にあずかるかどうかの基準は、キリストを信じて救われているかどうかです。(3)「携挙」が起こると、すでに死んだ信者たちが先によみがえり、地上で生きている信者たちもともに天に挙げられ、空中で主と会うことになります。これらのことは、一瞬のうちに起こることです。(4)「携挙」に言及している聖書箇所は、1テサロニケ4:13〜18と1コリント15:50〜54です。出典:クレイ聖書解説コレクション「マタイの福音書」
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- 霊的イスラエル
教会は「霊的イスラエル」だとよく言われますが、それは聖書的ではありません。(1)霊的イスラエルとは、心に割礼を受けたイスラエル人のことです。この言葉は、肉的イスラエルとの対比で語られている概念です。いつの時代でも、霊的イスラエルは少数派です。彼らのことを「イスラエルの残れる者(レムナント)」と言います。現代の霊的イスラエルは、メシアニック・ジューたちです。不信仰なイスラエル人は、「肉的イスラエル」です。(2)異邦人信者は、霊的イスラエルになるわけではありません。異邦人がイエスを救い主と信じると、彼らは「霊的異邦人」になります。
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- 燭台
燭台はヘブル語で「メノラー」と言い、幕屋(神殿)の聖所に置かれていました。(1)金の燭台は真っ暗な聖所の中を照らしました。祭司たちは、燭台の光に照らされて奉仕をしました。(2)燭台は、純金1タラントから作られました(約30kg)。メノラーの作り方、素材、形態などについては、出エジプト記25:31〜37、37:17〜24などに記されています。(3)この燭台には7つの枝がついていました。そのため、これは「7枝の燭台」と呼ばれます。(4)燭台は、イエス・キリストの型であると同時に、イエスをメシアと信じる人々やその共同体(教会のこと)をも予表しています。
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- 和解のいけにえ
和解のいけにえは、次の三つの場合にささげられました。(1)感謝を表わす場合。特に、祈りが答えられたことへの感謝(レビ記7:12〜15参照)。(2)誓願、特にナジル人の誓願が完了した場合。使徒の働き21:23〜26で、パウロは他のユダヤ人たちへのあかしとして、このための費用を負担しようとしています。(3)進んで、つまり、自発的にささげる場合。何か予期せぬ良いことがあった場合など。和解のいけにえには2種類ありました。(1)大動物、つまり牛です。(2)小動物、つまり、羊ややぎです。全焼のいけにえの場合とは異なり、鳥は含まれていません。その理由は、和解のいけにえはあとで宴会の食事として用いられるため、鳥ではふさわしくなかったからです。「和解のいけにえ」が「全焼のいけにえ」と大きく異なるのは、内蔵の回
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- キリストの律法
新約時代のクリスチャンたちに与えられている命令のことで、愛の律法のことです。「自由の律法」とも呼ばれます。出典:クレイ聖書解説コレクション「ガラテヤ人への手紙」
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- バプテスマ
バプテスマ(洗礼)の本来の意味は、「一体化」ということです。布を染料液に浸けると、その色に染まります。それがバプテスマの意味です。たとえば、バプテスマのヨハネの説いた「悔い改めのバプテスマ」とは、ヨハネの語る悔い改めのメッセージを受け入れ、同意したしるしとして受けるものです。これは、クリスチャンが受けるバプテスマとは違い、メシアを迎える心の準備のために受けるバプテスマです。クリスチャンが受けるバプテスマが象徴する一体化とは、もちろん、「イエス・キリストとの一体化」です。「自分はイエス・キリストを信じた」、あるいは「イエス・キリストと一つになった」、ということを象徴的に表現するのが洗礼です。洗礼は、イエス・キリストを信じてクリスチャンになった人がキリストに従順な生活を始める第一歩です。ただし、
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- デボーション
デボーション(devotion)とは、英語で「献身」という意味です。キリスト教会ではもう少し狭い意味で使い、「日々聖書を読み、祈り、神と交わること」をデボーションと呼んでいます。なお、ハーベスト・タイムは、毎日聖書を読み、祈るためのガイドブックとして『月刊デボーションガイドClay【クレイ】』を発行しています。興味のある方は「デボーションガイドClay【クレイ】」のページをご覧ください。
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- 口伝律法
パリサイ人たちによるモーセの律法の解釈を、「口伝律法」と呼びます。(1)これは後代に、「ミシュナ律法」として文書化されますが、イエスの時代にはまだ「言い伝え」の段階にありました。(2)新約聖書で「先祖たちの言い伝え」とあればこの口伝律法を指しています。(3)パリサイ人たちの間では、口伝律法が聖書(モーセの律法)以上の権威を持っていました。出典:クレイ聖書解説コレクション「マタイの福音書」
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- エデン契約
神がアダム(アダムは人類の代表)と結んだ契約です。聖書に登場する最初の契約です。しかし、結果的にはアダムはこの契約を破ります。「エデン契約」の条項は4つあります。(1)地に増え広がれという命令。「生めよ。ふえよ。地を満たせ」。これは、男女の性的な関係を前提とした命令です。従って、性的な関係を堕落の結果と見る見方は、聖書的ではありません。(2)地を管理せよという命令。「地を従えよ」。人間には、地とそこに住むものとを管理する特権が与えられました(詩篇8:6~8、ヘブル2:5~9参照)。(3)生物界を管理せよという命令。「海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ」。アダムが動物に名前を付けるのは、管理権の行使です。(4)食物が与えられる。「見よ。わたしは、全地の上にあって、種を持つすべての
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- 十戒
モーセの律法は、613の命令から成っています。十戒は、その最初に出てくるものです。聖書で十戒は「十のことば」(The Ten Words)と言われています(出34:28、申4:13、10:4)。そこから、十戒という呼び名が出てきました。
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- キリスト仮現論
キリストの肉体は仮の現象であるとし、キリストの受肉を否定する教え(ヨハネの手紙第一4:2〜6、5:5)。(1)これはグノーシス主義から派生したものですが、その内容は、イエスが洗礼を受けた時にキリストが鳩の形をして彼の上に下り、十字架上の死の前にキリストは彼から去ったというものです。つまり、苦しんだのはイエスという人物であって、キリストは受難とは関係がないというのです。(2)つまり、人間イエスがキリストであった期間は、聖霊が下ったバプテスマの瞬間から、聖霊が取り去られた死の直前までであるという主張です。(3)これは、その主唱者の名を取ってケリントス主義とも呼ばれました。出典:クレイ聖書解説コレクション「ヨハネの手紙第一・第二・第三」
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- 3Scaffold [I] Bible Dictionaries
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- 8Apharsathchites [H,N] Bible Dictionaries
- 9Hizkljah [B] Bible Dictionaries
- 10ʿûp̄ - King James Version
- The Cross Pendant
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......