聖書に書かれていることが、歴史的事実なのであれば、なぜ恐竜についての記述がないのでしょうか。恐竜は、歴史的事実として存在していたはずです。
これは、キリスト教界で起こっている、大きな論争の中の1つのテーマです。
その大きな論争とは、「地球の年代」に関するものです。地球は年老いているのか、若いのか、という論争です。地球が年老いていると考えている人たちは、約46億年の年数を想定しています。
しかし、聖書の記述を文字通り読めば、地球はそこまで古くはない、もっと若い、という結論に至ります。つまり、「若い地球説」が正しいということになります。私自身も、若い地球説に立っていますので、その前提で、恐竜について3つのことを申し上げます。
1番目に、人類と恐竜は、同時に地上に存在していた時期があると推定されます。
世界各地に散在する古代文明の遺跡を発掘してみると、そこから土偶、つまり粘土で作った像や、多数の絵などが出てきます。その中には、人間が恐竜と戯れている像や絵があります。しかも、多数あるのです。ある遺跡では、恐竜の背中に人間が乗っている像が発掘されています。これらの出土物は、人間が恐竜を知っていたという証拠になります。
さらに、人間の足跡の化石と恐竜の足跡の化石が、全く同じ地層から出てきている場所があります。アメリカのテキサス州のパラクシー川の流域がそれです。中国にもそのような場所があります。
足跡が化石になるのは珍しい現象ですが、雨が降って柔らかくなった石灰石の地層の上を、ほぼ同じ時刻に人間と恐竜が歩いたということでしょう。その痕跡が、化石化したわけです。これらの足跡の化石は、「同じ時期に恐竜と人間が地上に生存していた」ということを示唆しています。
2番目に、聖書には恐竜という言葉は出てきませんが、別の言葉があります。
その当時は、恐竜という言葉はありませんでした。ですから、日本語訳聖書にも、その言葉は出てこないわけです。
ヘブル語で「タニン(複数形はタニイム)」という言葉があります。この言葉は、旧約聖書に23回出てきます。それが日本語に訳されると、「海の巨獣」、「蛇」、「竜」などとなります。これらはすべて、「タニン」という言葉の訳語です。タニンは、海にも陸にもいる巨獣です。恐らく恐竜のことでしょう。
あるいは、ヘブル語の「ベヘモット」という言葉も、恐竜である可能性があります。この言葉は、旧約聖書のヨブ記40章15節に出てきます。それを、新改訳聖書は「河馬」と訳しています。ところが、新共同訳聖書は「ベヘモット」と訳しています。つまり、日本語にはできないので、音で表記しているわけです。この場合は、新共同訳の方が良いと、私は思います。
いずれにしましても、タニイムやベヘモットという言葉が、恐竜を指している可能性は大です。
3番目に、なぜ恐竜は滅びたのでしょうか。
聖書には、明確にその理由が書かれていません。しかし、ノアの時代の「大洪水」の後、何らかの理由で恐竜が滅びたことは事実でしょう。
考えられる1つの理由は、気候の激変です。洪水後の新しい環境や気候が、彼らの生育に適さなくなったということです。
さらに、別の理由としては、人間の狩猟が考えられます。人間が恐竜を追いかけ回し、やがて絶滅に至らせたということです。
以上のことをまとめますと、①人類は恐竜を目撃していた、②恐竜は大洪水の後の時代に滅びた、ということです。③さらに、恐竜の存在は、創造主の偉大さを示している、ということも言えます。
「見よ、ベヘモットを。お前を造ったわたしはこの獣をも造った。これは牛のように草を食べる。見よ、腰の力と腹筋の勢いを。尾は杉の枝のようにたわみ/腿の筋は固く絡み合っている。骨は青銅の管/骨組みは鋼鉄の棒を組み合わせたようだ。これこそ神の傑作/造り主をおいて剣をそれに突きつける者はない」(ヨブ記40:15〜19)(新共同訳)
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
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Emmanuel
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